BMW - R


R65 (1983)/R65LS (1983)/R65TIC (1983)/R80GS (1983)/R80RT (1983)/R80ST (1983)/R100CS (1983)/R100 Roadster (1992)/R100RS (1983)/R100RT (1983)/R100S (1983)/R100TIC (1983)/R1100RS (1993)


R65 (1983)

発売 - 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 - 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 - ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 - 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1983)japan 

R65LS (1983)

 空冷4stOHVフラットツイン。スズキカタナで一世を風靡したハンス・ムートの手によるデザイン。フロントまわりはBMWの進めるインテグラル方式具現化したもので、メーター、ハンドル、ヘッドライトをコンパクトにスポイラ状にまとめ、フロントのリフトを抑えるのに効果があるもの。タンデムグリップがデザインに盛り込まれたシートカウルの形状も風洞実験によって決められるなど先進の技術が盛り込まれていた。ホイールはアルミリムにキャスト成型される弓形スポーク部を合体させたコンポジットホイールで適度な弾性と軽さを両立している。エンジンはR65と同じ。シリンダにはNiSi処理が施される。公称最高速度は175km/h以上。0→100km/hは5.8sec。Fブレーキはブレンボのダブルディスク。ハンドル幅は688mm。

発売 - 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 185kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 650cc ボア*ストローク 82*61.5mm 圧縮比 - 最大出力 50ps/7250rpm 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F ダブルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \1480000-(1983)japan 

R65TIC (1983)

 ポリス仕様。

発売 - 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 - 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 - ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 - 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1983)japan 

R80GS (1983)

 空冷4stOHVフラットツイン。シャフトドライブをスイングアームと兼用するモノレバーを搭載したビッグオフ。サスストロークはF200mm、R170mm。スポークホイールにFシングルディスク。

発売 - 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 860mm 最低地上高 - 重量 172kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 797cc ボア*ストローク 84.8*70.6mm 圧縮比 - 最大出力 50ps/6500rpm 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR モノレバー Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \1350000-(1983)japan 

R80RT (1983)

  1983年にモデルチェンジを受けボディと同時設計のフルフェアリング装備。キャストホイールにフロント穴開きダブルディスク。フラットツインはガルニカルシリンダにトランジスタ点火。オプションで荷重状態に関わらず姿勢を一定に保つNivomatサスペンションを選択できた。

発売 1983- 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 - 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 - ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 - 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F ダブルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1983)japan 

R80ST (1983)

 空冷4stOHVフラットツイン。R80GSのバリエーションとして1983年からラインナップに加わった。モノレバーの車体をロードモデルに置き換えたものでエンジンは共通、フレームも基本的に共通。サスストロークはF175mm、R153mm。スポークホイールにFシングルディスク。

発売 1983- 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 845mm 最低地上高 - 重量 183kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 797cc ボア*ストローク 84.8*70.6mm 圧縮比 - 最大出力 50ps/6500rpm 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR モノレバー Dumper R - Tyre F -19 Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \1550000-(1983)japan 

R100CS (1983)

 ビキニカウルモデル。

発売 1983- 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 210kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 980cc ボア*ストローク 94*70.6mm 圧縮比 9.5 最大出力 70ps/7000rpm 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1983)japan 

R100RS (1983)

  空冷4stOHVフラットツインのスペックは1978以来変わっていないが着実に進化している。シリンダはガルニカルコーティングが施され、アクセルレスポンス向上のためクラッチも軽量化されている。フルフェアリング装備。サイドバッグ標準装備。キャストホイールに穴開きトリプルディスク。ブルーメタリック、白、銀の3色が用意された。荷重に関わらず車高を一定に保つニボマットRサスペンションがオプションで装着できた。1983年ラインナップ中最速なのがこのR100RSで0→100km/hは4.6secだった(RT(1983)は4.2sec)。オイルクーラーが付きシングルシートもオプションで選べた。

発売 1983- 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 210kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV オイルクーラー付 980cc ボア*ストローク 94*70.6mm 圧縮比 9.5 最大出力 70ps/7000rpm 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F ダブルディスク Brake R ディスク SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \2100000-(1983)japan 

R100RT (1983)

 R100RSの大型スクリーンヴァージョン。キャストホイールに穴開きトリプルディスク。

発売 1983- 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 210kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 980cc ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 - 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F ダブルディスク Brake R ディスク SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1983)japan 

R100S (1983)

 ネイキッドモデル。

発売 1983- 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 210kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 980cc ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 - 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1983)japan 

R100TIC (1983)

 ポリス仕様。TICはツーリング インテグラル カウル。スポークホイールにFダブルディスクの組み合わせ。1983年当時、実に83ケ国の白バイにBMWが使われていた。

発売 - 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 214kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 980cc ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 - 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F ダブルディスク Brake R - SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \1800000-(1983)japan 

R100 Roadster (1992) ロードスター

 空冷4stOHV4バルブボクサーツイン 980cc。1991年東京モーターショーで発表のネイキッドロードモデル。1992年2月発売。パラレバー+フラットツインの組み合わせで発表された初めての車種。R100GSの鋼管ダブルクレードルフレームに搭載するのはそのGSのパワーユニットで60ps/6500rpm、7.7kg*m/3750rpmのスペックもそのまま。キャブレタもGSからの流用で口径40mm。排気系は2into1でマフラーは左出し。ホイールはR100RSの前後18インチに対してF110/80V18、R140/80V17と前後17インチ化。前後チューブレスタイヤ+ハブ側ニップルのスポークホイールで、車体右側に装備するFブレーキはブレンボ製異径4ポットキャリパのシングルディスク。後輪側ブレーキはドラム式。Fフォークは新設計されている。シートはパッセンジャー部分と表皮を変えた2色のものが採用された。サイドカバーの車名はR100Rとなっている。タンデムグリップとRウインカホルダーを兼ねるRキャリアを標準装備。テールカウルは無く、シートの下側にアクセントとなって見えているシートレールに溶接された板金パーツがRフェンダーなどを支持し、またキャリアもこれにボルトオン。右サイドカバー上にアシストグリップを備える。

発売 1992.2 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 -kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV4バルブ 980cc ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 60ps/6500rpm 最大トルク 7.7kg*m/3750rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ 40mm クラッチ  変速機 - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム 鋼管ダブルクレードル キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR パラレバー Dumper R - Tyre F 110/80V18 Tyre R 140/80V17 タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \1200000-(1992)japan 

R1100RS (1993)

  国内広告コピーは「人車一体への明確なアプローチ BMWエルゴノミクス・パッケージ」。主張するエルゴノミクス・パッケージは日本仕様の特別装備で、ライダーの体格にあわせてハンドル位置、角度、シート高、スクリーンの角度を調整可能としたもの。ハンドル位置は前後方向に7段階、20mm。ハンドル角度は3段階、6度。スクリーンは無段階で20度、シートはライダーの着座部分の取り付け位置を変えることにより20mmずつの3段階、シート高で780-820mmの範囲で調整ができる。これらライディングポジションの調整機構はK100RSの日本国内仕様でローシート仕様が用意された前例があるが、このときは操安製の問題から本国では反対もあった。R1100RSでは開発当初からライダーに歩み寄るコンセプトがあり、当時とはまったく事情が異なる。シートはただ削っただけのものではなく、ライダーズシートそのものを上下するためシートの形状自体は当然変わらず、下げれば直接足つき性の向上に寄与した。もちろんシートを上げれば重心位置が上がり、運動性には有利。この変更には工具は不要で簡単に行える。日本仕様ではこのライポジ調整機能は標準装備だが、本国ではオプション扱い。また日本国内のスタンダード以外のグレードのモデルには、カウル右内側にRID(Rider Information Display)と呼ぶ装備があり、これは液晶表示でガス残量、油温、ギアポジション、時刻が表示される。また同時に純正アクセサリーも告知されているが、用意されたパニアケースは車体に装着し、またライダー乗車の状態で風洞実験を行い開発された世界初の装備ということだった。