ncdb_kawasaki

　空冷4stDOHC2バルブ　399cc。ゼファーは「西風」の意。鋼管ダブルクレードルフレームに2本ショックの後輪まわり、正立式Fフォークのベーシックネイキッドモデル。1992年モデルのキャッチコピーは「風と遊ぶ　時と語る　夢を見る」。雑誌広告では日本の古い町並みを背景にした絵作りがなされた。Rショックユニットはピギーバックタイプ。ブレーキはトリプルディスク。角断面スイングアーム後端のチェーンテンショナは剛性に優位なエキセントリックタイプ。ベーシックモデルだが右1本出しマフラーの排気管のとりまわしからメインスタンドは装着されていない。1992年のカラーはキャンディアトランティックブルー(Candy atlantic blue)、ルミナスビンテージレッド(Luminous vintage red)の2色。

発売 1992 全長 2100mm 全幅 755mm 全高 1100mm 軸間距離 -mm シート高- 最低地上高 - 乾燥重量 177kg 整備重量- 空冷4stDOHC2バルブ横置並列4気筒 399cc ボア*ストローク *mm 圧縮比- 最大出力 46ps/11000rpm 最大トルク 3.1kg*m/10500rpm 始動方式セル潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタケイヒン - クラッチ湿式多板変速機 - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム鋼管ダブルクレードルキャスター -度トレール - BrakeF ダブルディスク BrakeR シングルディスク SusF テレスコピック DumperF - SusR スイングアーム DumperR - Wheel F - Tyre F - Wheel R - Tyre R - タンク容量 -L オイル容量 - カラー：キャンディアトランティックブルー、ルミナスビンテージレッド車両価格 \529000-（1992）japan

　空冷4stDOHC2バルブ　399cc。1993年のコピーは「ジャパン・スタンダード」、「日本の空の下」というもの。カタログスペックを見ると乾燥重量が4kg増えている。カラーはブルーが廃止され、かわってパールパープリッシュブラックマイカというマイカ塗装が追加された。

発売 1993 全長 -mm 全幅 -mm 全高 -mm 軸間距離 -mm シート高- 最低地上高 - 乾燥重量 181kg 整備重量- 空冷4stDOHC2バルブ横置並列4気筒 399cc ボア*ストローク *mm 圧縮比- 最大出力 46ps/11000rpm 最大トルク 3.1kg*m/10500rpm 始動方式セル潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ湿式多板変速機 - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム鋼管ダブルクレードルキャスター -度トレール - BrakeF ダブルディスク BrakeR シングルディスク SusF テレスコピック DumperF - SusR スイングアーム DumperR - Wheel F - Tyre F - Wheel R - Tyre R - タンク容量 -L オイル容量 - カラー：ルミナスビンテージレッド、パールパープリッシュブラックマイカ車両価格 \529000-（1993）japan

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。初年度モデル。ゼファーをベースに点火時期を最適化するK-TRICを装備する4バルブエンジンを搭載。ラジアルタイヤを採用する。

　2001/1/11～2001/6/12製造の車台番号ZR400C-330012～ZR400C-330649について2001/7/12通知のサービスキャンペーン情報アリ。メーカのサービスキャンペーン情報より転記：「原動機のシリンダーにおいて、シリンダーヘッド合わせ面部のオイル通路をシールするオーリング溝の加工が不適切なため、当該オーリングが損傷し、オイルが滲み出るおそれがある。」→措置「全車両、当該シリンダーを良品と、オーリングを新品と交換する。」措置済の識別：特になし。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。ルミナスウインザーグリーンをラインナップ追加。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。2003/2/20発表、2003/3/20発売。\595,000-（税抜）。Fブレーキに33.9mm+30.2mm径の異径対向4ポットキャリパを採用するほか、サイレンサを変更し新騒音規制に対応した。ルミナスウインザーグリーンに加えパールミスティックブラックを新ラインナップ。パールミスティックブラックにはゴールドホイールを採用。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。2003/11/17発表、2003/12/15発売。\595,000-（税抜）。エンブレムの変更とカラーバリエーション変更を実施。諸元に変更はない。メタリックマジェスティックレッド、メタリックスパークブラック。

　車台番号ZR400C-342001 ～ ZR400C-344について2007/6/29リコール情報アリ。リコール番号1903。メーカのリコール情報より転記：「燃料タンクの製造工程において、燃料ゲージをタンクに取り付けるボルトを過大なトルクで締付けたため、ガスケットを大きく変形させたものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ガソリンにより膨潤して、更に大きく変形するものがあり、ガスケットの取付けボルト部分の気密性が損なわれ、最悪の場合、ガソリンが漏れるおそれがある。」→措置「全車両、当該ガスケットと取付けボルトを対策品と交換し、取付けボルトを規定のトルクで締付ける。」措置済の識別：燃料タンクの後部に黄色の識別用シールを貼り付ける。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。2004/12/1発表、2004/12/25発売。\595,000-（税抜）。カラー変更を実施。メタリックマジェスティックレッド、エボニー。諸元に変更はない。価格は据え置きだが、2005年モデルの価格より二輪車リサイクル費用が含まれる。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。2005/11/28発表、2005/12/15発売。カラー変更を実施。メタリックオーシャンブルーの価格は据え置き\595,000-（税抜）、エボニー/パールソーラーイエローのツートン\605,000-（税抜）。諸元に変更はない。

　車台番号ZR400C-344894～ZR400C-344902について2006/10/19通知のサービスキャンペーン情報アリ。メーカのサービスキャンペーン情報より転記：「エンジンクランクケースのメインオイル通路の止栓、オイルフィラキャップ又はエンジンカバー点検窓のキャップ部分に使用しているＯリングに、材質の異なるＯリングを使用したものがあり、表層部が硬化しているため、大きく屈曲させた場合、微細なクラックを生じるものがある。」→措置「全車両、当該Ｏリングを正規品と交換する。」措置済の識別：特になし。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。2006/11/20発表、2006/12/15発売。カラー変更を実施。メタリックダークグリーン\595,000-（税抜）、エボニー/キャンディファイアレッドのツートン\605,000-（税抜）。諸元に変更はない。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。2007/11/21発表、2007/12/24発売。カラー変更を実施。ストライプ、ツートンともに\605,000-（税抜）となった。カラーはメタリックミッドナイトサファイアブルー（ストライプ）、エボニー/キャンディプラズマブルー（ツートン）の2バリエーションで、ストライプカラーモデルにはスポーク、リム部分に切削加工を施したホイールを採用する。諸元に変更はない。

　KLEEN搭載。エンジンの冷却には、ヘッド上に導風板を設置するほか、クランクケース内部にオイルジェットを装備し、ピストン裏側へエンジンオイルを噴射して冷却するなどの工夫が施されている。

　ダブルクレードルフレームはハイテンションスチールパイプとアルミキャストのピボットパネルを組み合わせる。足回りは前輪懸架が41mm径インナーの正立式テレスコピック、後輪はリザーバタンク付窒素ガス封入式2本ショック。スイングアームはアルミ製で日の字断面の押し出し材。これに3本スポークの前後17インチアルミホイール+ラジアルタイヤを組み合わせる。

　ブレーキは前輪に300mm外径のダブルディスクに33.9+30.2mmの異径対向4ポットキャリパ。後輪は240mm外径シングルディスク+ピンスライド式キャリパ。ともにパッドにはシンタードメタルを標準装備する。

　空冷DOHC4バルブ並列4気筒　399cc。2009/3/13発表、2009/4/10発売。ファイナルエディションとして外装に上質な塗装を施し、またシート表皮にキメの細かいタイプを採用する。またエンブレムはゴールドタイプとする。カラーはキャンディダイヤモンドブラウン/キャンディダイヤモンドオレンジのキャンディカラーツートン。価格は\623,810-（税抜）（税込\655,000-）。諸元に変更はない。

　空冷DOHC並列4気筒。メタリックチェスナットブラウンをラインナップ。

　空冷DOHC並列4気筒。2002/12/20発表、2003/2/10発売。\675,000-（税抜）。メタリックチェスナットブラウンをラインナップ継続。パールミスティックブラックモデルにゴールドホイールを新採用。ブラウンのホイールはシルバー。

　車台番号ZR750C-073027～ZR750C-073057について2003/4/17通知のサービスキャンペーン情報アリ。メーカのサービスキャンペーン情報より転記：「フロントブレーキのディスクプレートにおいて、プレートを固定するピン部のワッシャ又は皿バネが、7箇所又は8箇所中1箇所欠品しているものが流出した恐れがある。」→措置「全車両のディスクプレートを点検し、ワッシャ又は皿バネが欠品しているものは良品のディスクプレートと交換する。」措置済の識別：特になし。

　空冷DOHC並列4気筒。スポークホイールモデル。2002年より変更なし。

　空冷DOHC並列4気筒。2004/2/18発表、2004/3/15発売。\675,000-（税抜）。メタリックマジェスティックレッド、メタリックスパークブラックへカラーラインナップ変更。ホイール色はともに黒。またタンクエンブレムとサイドカバーマークが変更されている。

　車台番号ZR750C-075289 ～ ZR750C-077252、ZR750C-077534 ～ ZR750C-079765について2007/1/18リコール情報アリ。リコール番号1803。メーカのリコール情報より転記：「燃料タンクの製造工程において、燃料ゲージをタンクに取り付けるボルトを過大なトルクで締付けたため、ガスケットを大きく変形させたものがあり、ガソリンにより膨潤し更に大きく変形しているものがある。そのため、ガスケットの取付けボルト部分の気密性が損なわれ、ガソリンが漏れるおそれがある。」→措置「全車両、当該ガスケットと取付けボルトを対策品と交換し、取付けボルトを規定のトルクで締付ける。」措置済の識別：燃料タンクの後部に青色の識別用シールを貼り付ける。

　空冷DOHC並列4気筒。2004/12/1発表、2004/12/25発売。\675,000-（税抜）。メタリックマジェスティックレッド、エボニーへカラーラインナップ変更。諸元に変更はない。価格は前年より据え置きだが、2005年モデルより価格に二輪車リサイクル費用が含まれている。

　車台番号ZR750C-077253 ～ ZR750C-077533について2006/7/19リコール情報アリ。リコール番号1698。メーカのリコール情報より転記：「燃料タンクの製造工程において、燃料ゲージをタンクに取り付けるボルトを過大なトルクで締付けたため、ガスケットを大きく変形させたものがあり、ガソリンにより膨潤し更に大きく変形しているものがある。そのため、ガスケットの取付けボルト部分の気密性が損なわれ、ガソリンが漏れるおそれがある。」→措置「全車両、当該ガスケットと取付けボルトを対策品と交換し、取付けボルトを規定のトルクで締付ける。」措置済の識別：燃料タンクの後部に青色の識別用シールを貼り付ける。

　空冷DOHC並列4気筒。2005/11/28発表、2005/12/15発売。カラー変更を実施。メタリックオーシャンブルーの価格は据え置き\675,000-（税抜）、エボニー/パールソーラーイエローのツートンモデル\685,000-。

　車台番号ZR750C-079829～ZR750C-079982について2006/10/19通知のサービスキャンペーン情報アリ。メーカのサービスキャンペーン情報より転記：「エンジンクランクケースのメインオイル通路の止栓、オイルフィラキャップ又はエンジンカバー点検窓のキャップ部分に使用しているＯリングに、材質の異なるＯリングを使用したものがあり、表層部が硬化しているため、大きく屈曲させた場合、微細なクラックを生じるものがある。」→措置「全車両、当該Ｏリングを正規品と交換する。」措置済の識別：特になし。

　空冷DOHC並列4気筒。2006/12/20発表、2007/1/19発売。ファイナルエディションとして上質な塗装を施したキャンディダイヤモンドブラウン/キャンディダイヤモンドオレンジのツートンを追加。価格は\695,239-（税抜）（税込で\730,000-）。タンデムグリップ、ホイール、フレーム、スイングアーム、前後ブレーキキャリパ、Rショックをブラック仕上げとするほか、シート表皮に高級感を持たせた素材を採用している。またタンクエンブレムを小型化し、サイドカバーエンブレムを「750 DOUBLE OVER HEAD CAMSHAFT」に変更している。

　空冷4stDOHC4バルブ　1062cc。初年度モデル。ゼファーシリーズ最大排気量車として1991年の東京モーターショーで発表。海外発売は1992年2月ないし3月。鋼管ダブルクレードルのフレームまで新設計されており、発表前に噂されたようなZシリーズの復刻版というわけではない。パワーユニットはボイジャーXIIの水冷エンジンをベースにしているがクランクシャフトから新設計されている。ヘッドにはツインプラグを採用。キャブレタはケイヒンCVK34を4連装し、これはGPz900Rと同じ装備。排気系は4-2-2でメガホンタイプ。駆動系にはエンジンブレーキのショックを緩和するワンウェイクラッチを採用する。クラッチは油圧式。ヘッドライトは常時点灯式。まだ珍しかったMFバッテリを採用している。Fフォークは伸側減衰力が調整可能でインナー径43mmの正立式。Rショックは2本式でピギーバックタイプでこちらは伸側圧側とも調整が可能。スイングアームはアルミ角型断面材によるものでチェーンテンショナがエキセントリック式。F18、R17インチの5本スポークキャストホイールで、Fブレーキには320mm径のディスクをダブルでフローティングし、これに組み合わせるキャリパはトキコ製対向異径4ポット。後輪はリジッドマウントの240mm径ローターに片押し式異径2ポットキャリパ。メーターは黒の文字盤を採用する2眼でスピードメーターは190km/hフルスケール。燃料計を中央に装備する。車体カラーは1100の特別色はなく、400、750と同じルミナスビンテージレッド、キャンディアトランティックブルーの2色。

発売 1992 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 1500mm シート高- 最低地上高 - 乾燥重量 242kg 整備重量- 空冷4stDOHC4バルブ横置並列4気筒 1062cc ボア*ストローク 73.5*62.6mm 圧縮比- 最大出力 -ps/-rpm 最大トルク - 始動方式セル潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタケイヒンCVK34*4 クラッチ湿式多板変速機 - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム鋼管ダブルクレードルキャスター 27度トレール - BrakeF - BrakeR - SusF テレスコピック DumperF - SusR スイングアーム DumperR - Wheel F - Tyre F 120/70-18 Wheel R - Tyre R 160/70-17 タンク容量 19L オイル容量 - 車両価格 \-（-）

　車台番号ZRT10A-049263～ZRT10A-056330について1999/12/10リコール情報アリ。リコール番号596。メーカのリコール情報より転記：「動力伝達装置のクラッチ部において、減速時に駆動車輪から加わる逆回転力を緩衝するスプリングを保持しているナットの寸法が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、当該スプリングの一部が折損し、その破片がクラッチハブに噛み込み、最悪の場合、クラッチ操作ができなくなり、走行不能に至るおそれがある。」→措置「全車両、当該ナットを良品と、スプリングを新品と交換するとともに、関係部品を点検し、損傷しているものは新品と交換する。」措置済の識別：原動機の型式刻印の先頭部に識別用ポンチマークを刻印する。

　車台番号ZRT10A-062565～ZRT10A-065137について2003/10/31リコール情報アリ。リコール番号996。メーカのリコール情報より転記：「オイルクーラの塗装が不適切なため、オイルクーラとオイルパイプを締結するボルトが緩むものがある。そのため、そのまま使用を続けると、オイルパイプの取付部からオイルが漏れるおそれがある。」→措置「全車両、オイルクーラを対策品と交換するとともに、オイルクーラとオイルパイプ間のオーリング及びボルトを新品と交換する。」措置済の識別：ステアリングヘッドパイプ左側下部のガセット部に識別用ポンチマークを打刻する。

　車台番号ZRT10A-065028について2003/4/17通知のサービスキャンペーン情報アリ。メーカのサービスキャンペーン情報より転記：「フロントブレーキのディスクプレートにおいて、プレートを固定するピン部のワッシャ又は皿バネが、7箇所又は8箇所中1箇所欠品しているものが流出した恐れがある。」→措置「全車両のディスクプレートを点検し、ワッシャ又は皿バネが欠品しているものは良品のディスクプレートと交換する。」措置済の識別：特になし。

　車台番号ZRT10A-309251～ZRT10A-309436について2003/10/31リコール情報アリ。リコール番号996。メーカのリコール情報より転記：「オイルクーラの塗装が不適切なため、オイルクーラとオイルパイプを締結するボルトが緩むものがある。そのため、そのまま使用を続けると、オイルパイプの取付部からオイルが漏れるおそれがある。」→措置「全車両、オイルクーラを対策品と交換するとともに、オイルクーラとオイルパイプ間のオーリング及びボルトを新品と交換する。」措置済の識別：ステアリングヘッドパイプ左側下部のガセット部に識別用ポンチマークを打刻する。

　空冷DOHC2バルブ並列4気筒。2003/2/14発表、2003/3/1発売。\859,000-（税抜）。2001年新騒音規制に対応。パールミスティックブラックモデルにゴールドホイールを新採用。メタリックチェストナットブラウンと2色のラインナップ。

　空冷DOHC2バルブ並列4気筒。スポークホイール仕様。2002年モデルより変更なし。

　空冷DOHC2バルブ並列4気筒。2003/11/17発表、2003/12/15発売。\859,000-（税抜）。タンクマークを「Kawasaki」、サイドカバーマークを「ZEPHYR1100」に変更。カラーバリエーションをメタリックマジェスティックレッド、メタリックスパークブラックの2色に変更。諸元に変更はない。

　車台番号ZRT10A-069001 ～ ZRT10A-069132、ZRT10A-069398 ～ ZRT10A-070528について2007/1/18リコール情報アリ。リコール番号1803。メーカのリコール情報より転記：「燃料タンクの製造工程において、燃料ゲージをタンクに取り付けるボルトを過大なトルクで締付けたため、ガスケットを大きく変形させたものがあり、ガソリンにより膨潤し更に大きく変形しているものがある。そのため、ガスケットの取付けボルト部分の気密性が損なわれ、ガソリンが漏れるおそれがある。」→措置「全車両、当該ガスケットと取付けボルトを対策品と交換し、取付けボルトを規定のトルクで締付ける。」措置済の識別：燃料タンクの後部に青色の識別用シールを貼り付ける。

　空冷DOHC2バルブ並列4気筒。2004/12/1発表、2004/12/25発売。\859,000-（税抜）。カラーバリエーションをメタリックマジェスティックレッド、エボニーの2色に変更。諸元に変更はない。価格は前年より据え置きだが、2005年モデルより価格に二輪車リサイクル費用が含まれている。

　車台番号ZRT10A-069133 ～ ZRT10A-069397について2006/7/19リコール情報アリ。リコール番号1698。メーカのリコール情報より転記：「燃料タンクの製造工程において、燃料ゲージをタンクに取り付けるボルトを過大なトルクで締付けたため、ガスケットを大きく変形させたものがあり、ガソリンにより膨潤し更に大きく変形しているものがある。そのため、ガスケットの取付けボルト部分の気密性が損なわれ、ガソリンが漏れるおそれがある。」→措置「全車両、当該ガスケットと取付けボルトを対策品と交換し、取付けボルトを規定のトルクで締付ける。」措置済の識別：燃料タンクの後部に青色の識別用シールを貼り付ける。

　空冷DOHC2バルブ並列4気筒。2005/12/1発表、2005/12/26発売。カラー変更を実施。メタリックオーシャンブルーの価格は据え置き\859,000-（税抜）、エボニー/パールソーラーイエローのツートンモデル\869,000-（税抜）。諸元に変更はない。

　車台番号ZRT10A-070573～ZRT10A-070602について2006/10/19通知のサービスキャンペーン情報アリ。メーカのサービスキャンペーン情報より転記：「エンジンクランクケースのメインオイル通路の止栓、オイルフィラキャップ又はエンジンカバー点検窓のキャップ部分に使用しているＯリングに、材質の異なるＯリングを使用したものがあり、表層部が硬化しているため、大きく屈曲させた場合、微細なクラックを生じるものがある。」→措置「全車両、当該Ｏリングを正規品と交換する。」措置済の識別：特になし。

　空冷DOHC2バルブ並列4気筒。2006/12/20発表、2007/1/19発売。ファイナルエディションとして上質な塗装を施したキャンディダイヤモンドブラウン/キャンディダイヤモンドオレンジのツートンを追加。価格は\879,048-（税抜）（税込で\923,000-）。タンデムグリップ、フレーム、スイングアーム、前後ブレーキキャリパをブラック仕上げ、オイルクーラーをグレーとするほか、シート表皮に高級感を持たせた素材を採用、エアクリーナカバーをサチライトメッキ仕上げとしている。またサイドカバーエンブレムを「1100 DOUBLE OVER HEAD CAMSHAFT」に変更。またホイールには、初期型に採用されたスポーク部を切削加工したタイプを採用している。諸元に変更はない。