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Saturno Isle Of Man TT1-4 (1991)


Saturno (1936)

 空冷4stOHVシングル 498cc。初代サトゥルノ。Fire Engineの異名をとった。


Saturno Isle Of Man TT1-4 (1991)

  水冷4stDOHC4バルブシングル 348.8cc/491.9cc。「Saturno」は「悪魔」の意で、この名を冠するモデルは1936年以来の2代目になる。単座仕様シングルロードスポーツで、1991年はTT1からTT4の4つのグレードが用意された。標準構成としては以下のとおり。フレームはダイヤモンドタイプのトラス構造でスイングアームピボット部分はアルミの別パーツになり、応力計算によって径を変化させられている角型断面スイングアームのピボット部分とエンジンの2点でステップホルダーを支持する構成。シートに沿ってアップされる2本出しメガホンマフラーの排気系はステンレス製。吸気系はK&Nパワーフィルターを装着。エンジンには鍛造ピストンを使用。トップブリッジ上の突き出しを多めに取ったFフォーク、リアリンク式サスのリザーバータンク付きモノショックはともにマルゾッキ製。前後の3本スポークのキャストホイールはマービック製マグネシウム。OEM装着タイヤは前後ピレリMP7S。前後シングルディスクはブレンボ製でフロントはフローティングマウントされる。そのブレーキラインはアールズのステンメッシュ。ロケットカウルには透明樹脂製のナックルカウルパーツが付く。スイングアーム後端のチェーンテンショナは偏芯カム式。薄いシート下にバッテリが納まるが、その前方にステンレス製オイルキャッチタンクを標準装備する。クーラントのリザーバータンクはオールアルミ。この車はこの時期にシングルスポーツ市場に参入したスズキ グースのデザインに影響を与えた。

 TT1とTT2は上級グレードとなり、チュリアーニ製専用デザインFフォーク、チュリアーニ製ステアリングダンパー、ホワイトパワー専用デザインRショックを装備。TT1が車体色を12色から選択可能なのに対して、TT2は黒もしくは赤という違い。

 TT3とTT4はノーマルモデルで、TT3が12色の車体色から選択できたのに対してTT4は黒もしくは赤の選択肢だった。

 1991年の国内輸入元は伊藤忠商事(株)、販売元は(株)福田モーター商会。

発売 1991 全長 2030mm 全幅 700mm 全高 1170mm 軸間距離 1410mm シート高 790mm 最低地上高 - 重量 - 乾燥重量 140kg 整備重量 - 空冷4サイクルDOHC4バルブ横置単気筒 348.8cc ボア*ストローク 80*69.4mm 圧縮比 9.5 最大出力 39.6ps/7500rpm 最大トルク 3.4kg*m/6250rpm  始動方式 セル/キック 潤滑方式 - 点火方式 -キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - -フレーム - キャスター - トレール - BrakeF - BrakeR - SusF - DumperF - SusR リジッド DumperR - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 -(1914-1919) 

発売 1991 全長 2030mm 全幅 700mm 全高 1170mm 軸間距離 1410mm シート高 790mm 最低地上高 - 重量 - 乾燥重量 140kg 整備重量 - 空冷4サイクルDOHC4バルブ横置単気筒 491.9cc ボア*ストローク 92*74mm 圧縮比 9.5 最大出力 45.1ps/7500rpm 最大トルク 4.9kg*m/6000rpm  始動方式 セル/キック 潤滑方式 - 点火方式 -キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - -フレーム - キャスター - トレール - BrakeF - BrakeR - SusF - DumperF - SusR リジッド DumperR - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 -(1914-1919)