HONDA - Q


QA50 (1970-1972) K0/QA50 (1972.12.1-) K1/QA50 (1974) K2/QA50 (1975) K3/QR50 (1982)


QA50 (1970-1972) K0

 空冷4st OHV 水平シングル 49cc。主に北米に出荷された輸出車。初代QA50。発売は1970.9.1。カブ系エンジンを使用したキッズバイク。初代モンキーのフレームをベースにしており、後輪はリジッドマウント、前輪倒立フォーク。灯火類の装備はない。タンクには水平方向に黒いラバーが巻かれ、ホンダのロゴはそのモールドに入る。シートは前部分を絞って子どもの足つき性を考慮しているが、それはいわゆるキッズバイクよりややポジションを大柄に設定してあるためでもある。カタログには”キッズバイクだが楽しむなら家族のうちの誰が乗ってもよい”と記述がある。前後の深い樹脂製フェンダーはタンクと同色とされ、チェーンガードはそのリアフェンダーと一体成型。自動遠心式クラッチでミッションは2速。QA50はK0からK3型まで生産されたがハンドルが可動式なのは初期型であるこのK0のみで”Swivel-Lock handlebars”と呼ぶ機構を採用している。この機構はハンドルポストが1つなのがポイントで、このハンドルポスト前側のボルトに設けられているノブを使ってこのボルトを一度引き抜くことにより、ハンドルステムを中心にモノポストごとハンドルバーを回すことができるというもの。ブリッジ付のハンドルバーはこの機構のためにハンドルポストから取り外すことができないが、ハンドルを回すことにより車の前後にハンガーを使って積む際にハンドルバーの干渉を避けることができる。このシステムはCTシリーズの北米仕様などでも採用されている。エキパイはダウンタイプでミッションケース後ろ、ドライブチェーンの下にマフラーを設置する。ブレーキは前後ドラム式。カタログのキャッチコピーは「From Mighty to Mini, Honda has it all.(スーパーバイクからミニバイクまで、ホンダにはすべてがあります)」。車のトランクに入れて簡単に運べ、静かで安全でその気になれば持って歩くこともでき、無給油で100マイル走ると記載されている。QA50は海外で現在でもマニアがおり、遊び心のある様々なカスタム車両を見ることができる。タイヤは前後とも4-PLY ノビータイヤで4.00-5。K0に用意されたカラーはGypsy Yellow,Sprout Green,Scarlet Redの3色。K0のプロダクトコードは114。フレームシリアルはQA50-1000001〜、エンジンシリアルはQA50E-1000001〜。1972年12月にK1へマイナーチェンジ。ちなみに1980年発売のヤマハ Pockeの型番もQA50

*QA50-1069258以前のモデルについてギア抜けのトラブルに対する対策部品(シフトパーツの交換)がアメリカホンダより1972/4/25案内されている。

 発売 1970.9.1-1972 全長 -mm 全幅 -mm 全高 -mm 軸間距離 -mm シート高 - 最低地上高 -mm 重量 -kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクル横置水平単気筒 49cc ボア*ストローク -*-mm 圧縮比 - 最大出力 -ps/-rpm 最大トルク -kg ・m/-rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ 自動遠心式 変速機 2速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム 鋼管バックボーン キャスター - トレール - Brake F ドラム式 Brake R ドラム式 SusF 倒立式テレスコピック Dumper F - SusR リジッドTyreF 4.00-5 TyreR 4.00-5 タンク容量 -L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(-) 

QA50 (1972.12.1-) K1

 空冷4st OHV 水平シングル 49cc。QA50は1973年マイナーチェンジ。発売は1972.12.1。カブ系エンジンに鋼管バックボーン、後輪リジッドマウントの基本構成はそのまま。タンクに水平に入るモールドがクロムメッキになり、ホンダロゴが形状の改められたタンクに入った点とシート形状の変更が主な変更点。前輪倒立フォーク。樹脂製の前後の深いフェンダー、及びRフェンダー一体のチェーンガードの形状はそのままだが、タンク同色のストライプが施された。またハンドルバーのモノポストは不変だが可動式のためのノブが廃止されたため固定式となった。用意されたカラーはHawaiian Blue Metallic,Candy Ruby Redとコストのかかった2色。K1のプロダクトコードは129。フレームシリアルはQA50-2000001〜、エンジンシリアルはQA50E-2000001〜。1974年にK2へマイナーチェンジ。

 発売 1972.12.1- 全長 1200mm 全幅 610mm 全高 835mm 軸間距離 875mm シート高 - 最低地上高 -mm 重量 -kg 乾燥重量 38kg 整備重量 -kg 空冷4サイクル横置水平単気筒 49cc OHV 2バルブボア*ストローク 42.0*35.6mm 圧縮比 8.5 最大出力 1.8ps/6000rpm 最大トルク 0.3kg ・m/3000rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ 自動遠心式 変速機 2速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム 鋼管バックボーン キャスター - トレール - Brake F ドラム式 Brake R ドラム式 SusF 倒立式テレスコピック Dumper F - SusR リジッド TyreF 4.00-5 TyreR 4.00-5 タンク容量 -L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(-) 

QA50 (1974) K2

 空冷4st OHV 水平シングル 49cc。1974年マイナーチェンジの3代目QA50。K2はK1からタンクデザインの変更が主な変更点。タンクは容量をアップし、ロゴデザインも改められた。用意されたカラーはCandy Orangeのみで前後フェンダーは白。K2のプロダクトコードはK1と変わらず129。フレームシリアルはQA50-3000001〜、エンジンシリアルはQA50E-3000001〜。1975年にK3へマイナーチェンジ。

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 ミッションの造りが、簡素すぎて抜けやすいと、在る方から聞きました。しかしながら、OHVエンジンの割には、エンジン音はとても静かで、そしてコンパクトな車体(エンジンも)は、RSCのモトピット(Z50R)よりも軽く、車に乗せるときも、苦になりません。 
何とも言えない車体デザインも、お気に入りの一つです。
ただ、ハンドルの切れ角が、少ししかないため、取り回しが悪いのが、難点です。

コメント:滋賀県 坂田氏
rider : Ms.sakata 2003
 発売 1974 全長 -mm 全幅 -mm 全高 -mm 軸間距離 -mm シート高 - 最低地上高 -mm 重量 -kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクル横置水平単気筒 49cc ボア*ストローク -*-mm 圧縮比 - 最大出力 -ps/-rpm 最大トルク -kg ・m/-rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ 自動遠心式 変速機 2速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム 鋼管バックボーン キャスター - トレール - Brake F ドラム式 Brake R ドラム式 SusF 倒立式テレスコピック Dumper F - SusR リジッド TyreF 4.00-5 TyreR 4.00-5 タンク容量 -L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(-) 

QA50 (1975) K3

 空冷4st OHV 水平シングル 49cc。QA50の最終型。前年のK2からタンクとシートデザインが変更された。タンクは丸みを帯びたデザインに改められ、ロゴデザインも変更。シートはタックロールの入ったものとなった。用意されたカラーはMars Orangeのみ。K3のプロダクトコードもK1から変わらず129。フレームシリアルはQA50-4000001〜、エンジンシリアルはQA50E-4000001〜。

 発売 1975 全長 -mm 全幅 -mm 全高 -mm 軸間距離 -mm シート高 - 最低地上高 -mm 重量 -kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクル横置水平単気筒 49cc ボア*ストローク -*-mm 圧縮比 - 最大出力 -ps/-rpm 最大トルク -kg ・m/-rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ 自動遠心式 変速機 2速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム 鋼管バックボーン キャスター - トレール - Brake F ドラム式 Brake R ドラム式 SusF 倒立式テレスコピック Dumper F - SusR リジッド TyreF 4.00-5 TyreR 4.00-5 タンク容量 -L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(-) 

QR50 (1982)

 空冷2stシングル49cc。スクーターエンジンを使用したキッズモトクロッサー。アンダーループ風のエンジンガードがボルトオンで付く。灯火類の装備はない。

 発売 1982 全長 1225mm 全幅 610mm 全高 725mm 軸間距離 845mm シート高 - 最低地上高 -mm 重量 35kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷2サイクル横置単気筒 49cc ボア*ストローク 40*39.3mm 圧縮比 7.2 最大出力 2.7ps/6000rpm 最大トルク 0.38kg ・m/5000rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 自動変速(無段) 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF サスペンション Dumper F - SusR モノサス Dumper R - TyreF 2.50-10 TyreR 2.50-10 タンク容量 -L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \89000-(1982)japan