Kawasaki - k

KV75-A8 (1979)/KM90 (1979)/KE100 (1978,1979)/KM100 (1979)/KE125 (1978,1979)/KMX125（1986）/KE175 (1978)/KE250B3 (1979)/KZ1300 (1978,1979)

KE100 (1978,1979)

  輸出車。空冷2stシングル　ロータリーディスクバルブ。1979年の車名はKE100-A8、スペックでは重量が92ｋｇに増えている。

KE125 (1978,1979)

　空冷2stシングル　ロータリーディスクバルブ。このバルブシステムの場合エンジン幅が広くなり勝ちだがキャブレターで工夫されている。

KE175 (1978)

  輸出車。空冷2stシングル　ロータリーディスクバルブ。

KE250B3 (1979)

  輸出車。空冷2stシングル　ピストンバルブ。国内モデルは販売中止になっている。2分割マフラーやスパークアレスターを装備。

KM90 (1979)

  空冷2stシングル　ロータリーディスクバルブ。

KM100 (1979)

  輸出車。空冷2stシングル　ロータリーディスクバルブ。KM90のエンジンを99ccにアップしたものでサイズ的にはトレール車とミニバイクの間。カワサキではミディバイクと呼んでいた。ミッションはKM90の4段に対し5段。

KMX125（1986）

「パフォーマンスオフローダーKMX125　モトクロスチャンプのハイメカニズムから誕生、本格的デュアルパーパス。」

　水冷2ストローク横置単気筒。1986年2月10日発売。モトクロスチャンピオンマシンKXをベースとするKIPSエンジンを鋼管セミダブルクレードルフレームに搭載。線爆（エレックス）シリンダーの採用もKXからの技術。エンジンにはバランサーを内蔵する。フレームはスイングアームピボットとエンジンマウントを共通とする設計で、ホイールベースの短縮を図っている。エンジン下にはエンジンガードを装備する。フレームに使用されるのは1.4mm厚のハイテンション鋼管で、スイングアームには角型断面ハイテンション鋼管を使用。後輪懸架はボトムリンク式ユニ・トラックサスペンション。フロントフォークは35mm径の薄肉インナーチューブを採用する正立式。ホイールトラベルは前後ともに230mm。クラス初の前後ディスクブレーキを装備する。バネ下重量軽減のために薄型のディスクプレートと小型キャリパを採用。ディスクは不等ピッチ多孔式。パッドはシンタード・パッドを装着する。前輪21インチ、後輪18インチのアルミリムホイールで、軽量で緩みの少ないストレートプルスポークを組み合わせる。前輪アクスルをフォークの前側に置くリーディングアクスルで、ステアリングの安定性を狙う。ステアリングアッパーブリッジはアルミ。ブレーキペダルは可倒式。タンデムステップはボルトオンで、ステーごと取り外すことができた。ヘッドライトは35W/36.5W角型ハロゲン。タンク左側にラジエータを抱え、左側のみに付くシュラウドがガードする。乾燥重量96kg。

KV75-A8 (1979)

  輸出車。空冷2stシングル ピストンバルブ。車のトランクに積めるようハンドルがたためるようになっている。

KZ1300 (1978,1979)

 　輸出車。水冷4stDOHC2バルブインライン6　1286cc。1978年国産最大の排気量。シャフトドライブ。7本スポークのキャストホイールに穴開きトリプルディスク。欧州仕様の車名はZ1300で燃料タンクが21.4L→27Lと大型化される。