YAMAHA - V-MAX


V-MAX (1984)/V-MAX (1990)/V-MAX (1992)/V-MAX (1998)


V-MAX (1984)

  水冷4stDOHC 横置V4 1198cc。初代V-MAX。輸出車。ベンチャーロイヤル (1983)のパワーユニットにVブーストシステムを加え145.0ps/9000rpm、12.4kg*m/7500rpmのパワーを発生するパフォーマンスアメリカンとして1984年発表。最終減速はシャフトドライブで、マフラーは左右2本出しのショートメガホン。いわゆるアメリカンモデルのイメージを壊すマッチョなデザインのフレームは鋼管ダブルクレードル。後輪支持は鋼管スイングアーム+2本ショック。従来のタンクの位置はダミータンクでエアクリーナに使用、燃料タンクは珍しい鞍型のシート下に設定された。F110/90V-18、R150/90V-15のタイヤを履くホイールは斜めに配された5本スポークのキャストホイール。制動を受け持つのはトリプルディスク。


V-MAX (1990)

  水冷4stDOHC 横置V4 1198cc。1990年国内仕様の出力は97ps/7000rpm、11.3kg*m/6000rpmにメーカー自主規制。輸出モデルと異なりVブーストを装備しない。F110/90V-18、R150/90V-15。


V-MAX (1992)

  水冷4stDOHC 横置V4 1198cc。1993年はマイナーチェンジ。前輪ブレーキキャリパは異径4ポットに変更されている。フロントディスクは穴開きタイプとなった。基本スペックに変更はない。


V-MAX (1998)

  水冷4stDOHC 横置V4 1198cc。1998年はカラー変更のマイナーチェンジ。ダミータンク、フェンダーにカーボン調プリントが施される。