HONDA - J

Jade (1991)/Jade S (1992)/Jazz (1987)/Jazz (1988)/Jazz (1997)

Jade (1991) ジェイド

　水冷4stDOHC4バルブインライン4 249cc。CBR250系エンジンを鋼管ダブルクレードルに搭載したネイキッドベーシック。前後17インチはこの時期ホンダスポーツ一連の6本スポークデザインのキャストホイールで、前後シングルディスクブレーキ。ダブルシートに4into1マフラー、丸目1灯のフロントマスク。レプリカ人気の反発からかカウルレスモデルの人気が高まったことに応えての登場だがデザイン的にベーシックにまとまりすぎた感がある。ホンダネイキッド250スポーツはこの後1996年のホーネットで開花する。

Jade S (1992) ジェイド

　水冷4stDOHC4バルブインライン4 249cc。Jadeに追加されたバリエーションモデル。リム部分を切削して化粧していた従来モデルに対してブラックホイールとし、エンジンをグレーメタリックに塗装。車体はツートンカラーとされる。そのほかシート生地のグレードを上げて乗り心地を向上。メーターボディ、ラジエーターのサイドガイドがメッキ仕上げとなった。スペックに変更はない。

Jazz (1987) ジャズ

　空冷4stSOHC2バルブ水平シングル49cc。カブ系エンジンを鋼管ダブルクレードルによるチョッパースタイルで仕上げたゼロハンアメリカン。F16、R12インチで前輪スポーク、後輪ディッシュホイール。Rショックは2本式だがスプリングを見せないカバードタイプとしてメッキ仕上げにするなどこだわりを見せる。ハンドルは一文字バータイプで、メッキ仕上げのシングルメーター、小型ヘッドライトを装備。大きな筒型エアクリーナを車体左側に取り出してアクセントとするなど小技を効かせている。ブレーキは前後ドラム。ライセンスプレートホルダーをシーシーバー風にRフェンダーの上に立てて装備する。

Jazz (1988)

　空冷4stSOHC2バルブ水平シングル49cc。1988年はカラー変更のマイナーチェンジ。ティアドロップタンクはツートンカラーになりウイングマークが廃されJAZZの車名がデザインされた。

Jazz (1997)

　空冷4stSOHC2バルブ水平シングル49cc。97年型ではカラー変更のほか、プルバックハンドルを採用するマイナーチェンジ。