HONDA - CBR


CBR250Four (1986)/CBR250Four SpecialEdition (1986)/CBR250R (1987)/CBR250R (1988)/CBR250RR (1990)/CBR400F (1983)/CBR400F (1985)/CBR400F Endurance (1984)/CBR400F Endurance (1985)/CBR400F Endurance F3 (1984)/CBR400F F-3 (1985)/CBR400R (1986)/CBR400RR (1988)/CBR400RR (1990)/CBR600F (1993)/CBR600F (1995)/CBR600F (1997)/CBR600F (1999)/CBR600RR (2003.7)/CBR750 SuperAero (1987)/CBR750 SuperAero (1988)/CBR900RR FireBlade (1992)/CBR900RR FireBlade (1993)/CBR900RR FireBlade (1996)/CBR1000F (1987)/CBR1000F (1989)/CBR1000F (1993)/CBR1100XX SuperBlackBird (1996)/CBR1100XX SuperBlackBird (1998)


CBR250Four (1986)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 249cc。初代CBR250。待望のクオーター4気筒は上級車同様バックラッシュを抑えるせらしギアを使用したカムギアトレイン採用のハイメカエンジンを搭載して登場。ブラックアウトされたパワーユニットは45psを14,500rpmで搾り出した。排気系は4into1の黒塗り。アルミツインスパー+角型断面アルミスイングアームのプロリンクというさや体構成でホイールは前後17インチ。CBR400R(1986)と同デザインのS字断面3本スポークキャストを履く。ブレーキはFダブルディスク、Rドラム。ボディマウントのハーフカウルを装備。1986年の傾向にしたがってヘッドライトはフラッシュサーフェイス、ビルトインウインカ。ただしミラーはハンドルマウントとされた。エアロを謳った400の兄弟車としてFに空力を意識した大型フェンダーを装備、Rフェンダーは同様にスイングアームにマウントされる。

 発売 1986 全長 2000mm 全幅 685mm 全高 1120mm 軸間距離 1370mm シート高 750mm 最低地上高 -mm 重量 138kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 249cc ボア*ストローク 48.5*33.8mm 圧縮比 - 最大出力 45ps/14500rpm 最大トルク 2.5kg ・m/10500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 26゜00′ トレール 97mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/80-17 TyreR 130/70-17 タンク容量 14L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \549000-(1986)japan 

CBR250Four SpecialEdition (1986) スペシャルエディション

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 249cc。CBR250Four(1986)の限定カラーバージョン。ブルーを基調にしたカラーで、シートをこれにあわせて黒に変更。マフラーにアルミカバーを設け、アンダーカウルを標準装備する。車体は原型と同一。

 発売 1986 全長 2000mm 全幅 685mm 全高 1120mm 軸間距離 1370mm シート高 750mm 最低地上高 -mm 重量 138kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 249cc ボア*ストローク 48.5*33.8mm 圧縮比 - 最大出力 45ps/14500rpm 最大トルク 2.5kg ・m/10500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 26゜00′ トレール 97 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/80-17 TyreR 130/70-17 タンク容量 14L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \559000-(1986)japan 

CBR250R (1987)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 249cc。レーサーレプリカがブームになる日本市場でCBR250Four(1986)もレプリカ風の外観にマイナーチェンジ。前後17インチを履く車体、全体のデザインやエンジンは基本的に変わりはないがモデル名は末尾がRに変わっている。ハーフカウルにかわってフルカウルを装着し、1987年CBRシリーズとしてカウル側面にハリケーンのロゴが入る。シートはダブルシートからレーサー風シングルシート+テールカウルの上の座布団シートとなるが、CBR250のシートはタンクにそってフィッティングされたものでゴム1枚というものではない。エキパイにはステンレス管を採用し。サイレンサはサチライトコーティング仕上げ。後輪側がドラムだったブレーキはディスクになり、各部仕様の高品質化が図られている。

 発売 1987 全長 2000mm 全幅 680mm 全高 1120mm 軸間距離 1365mm シート高 750mm  最低地上高 -mm 重量 139kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 249cc ボア*ストローク 48.5*33.8mm 圧縮比 - 最大出力 45ps/15000rpm 最大トルク2.6 kg ・10500m/rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター -  トレール -  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/80-17 TyreR 130/70-17 タンク容量 14L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \559000-(1987)japan 

CBR250R (1988)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 249cc。2世代目CBR250。車名こそRRにはならなかったがレプリカフォルムをまとったフルモデルチェンジ。異型5角形断面アルミツインスパーなど兄弟車CBR400RR(1988)の技術、イメージを投影したつくりとなった。ブレーキはCBR250R(1987)のトリプルディスクに対してこちらは前後1枚ずつになる。87年式で採用されていたフロントダブルディスクは310mmの大径ローターをフローティングしシングルディスク化された。ヘッドライトは400RRと同デザインの丸目2灯でナックルカウル下部分にエアダクトを設ける。ホイールが前後17インチの3本スポークキャストで後輪が130/70-17から140/70-17へ拡幅化されている。Fフェンダーはレーシーな小型のものに変更。エンジンはスペック表記自体に変更はない。4into1のエキパイの処理は黒塗装になった。

 発売 1988 全長 2020mm 全幅 685mm 全高 1075mm 軸間距離 1365mm シート高 720mm 最低地上高 -mm 重量 138kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 249cc ボア*ストローク 48.5*33.8mm 圧縮比 - 最大出力 45ps/15000rpm 最大トルク 2.6kg ・10500m/rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 25゜00′ トレール 89 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/80-17 TyreR 140/70-17 タンク容量 13L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \599000-(1988)japan 

CBR250RR (1990)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 249cc。3世代目CBR250。RRを初めて冠した。CBR400RR(1990)とあわせてのフルモデルチェンジとなり、新しいホンダ4発として開発コンセプトも同じ「高次元ヒューマンフィッティング」。スラントノーズ化されたフルカウルは丸目2灯式で、400同様ナックルカウル下へエアインテークを移設。新気はジョイントを介して車体側へ導かれる。新設計のフレームはツインスパーで、後輪のプロリンクを支えるスイングアームはエキパイを避けて湾曲したガルアームとなる。前後17インチホイールは400と同デザインの6本スポークキャストホイール。ブレーキはトリプルディスク。

 発売 1990 全長 2020mm 全幅 685mm 全高 1075mm 軸間距離 1365mm シート高 720mm 最低地上高 -mm 重量 138kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 249cc ボア*ストローク 48.5*33.8mm 圧縮比 - 最大出力 45ps/15000rpm 最大トルク 2.6kg ・10500m/rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 25゜00′ トレール 89 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/80-17 TyreR 140/70-17 タンク容量 13L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \576000-(1990)japan 

CBR400F (1983)

「サーキット・スピリット。REV.400。」

 空冷4stDOHC4バルブREV インライン4 399cc。第1世代CBR400。激化する400スーパースポーツ市場にあってCBX400Fはわずか2年でCBRにフルモデルチェンジ。最大のウリは可変バルブシステムであるREV.で、これは1気筒あたり4本装備するバルブを8500rpmを境に2バルブ→4バルブと切り替える仕掛け。バルブはソレノイドで動作された。高い冷却効率を狙ってオイルクーラーを角型ヘッドライトの下へ装備したのも新しい試みだった。カウルレスだがヘッドライトはフレーム支持のプレートに固定される。一方メーターボックスはハンドルマウントの変則的なコックピット。上面をフラットにしたタンク両サイドには低くマウントするハンドルグリップの逃げになる窪みが設けられた。フレームは角型断面鋼管によるダブルクレードルで、後輪懸架は角型断面スイングアームが構成するニュープロリンク。ブレーキはインボードを廃し多孔式トリプルディスクとされ、F16、R18インチのホイールはNSタイプの軽量コムスター。フロントフォークにはアンチダイブ機構TRACを装備する。カウルレスモデルだがアンダーカウルを標準装備、その後方にセンタースタンドも付く。これまで同じステップホルダー上にマウントするのが主流だったステップはタンデムステップと分離され、プリオンステップはサイレンサー風マフラーを支持するプレートに取り付けられた。両ステップともラバー付。1986年に水冷化され第2世代CBR400へモデルチェンジ。

 発売 1983 全長 2035mm 全幅 710mm 全高 1075mm 軸間距離 1390mm シート高 - 最低地上高 140mm 重量 176kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクルDOHC並列横置4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 9.6 最大出力 58ps/12300rpm 最大トルク 3.6kg ・m/11000rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 トランジスタ キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/90-16 TyreR 110/90-18 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \539000-(1983)japan 

CBR400F Endurance (1984) エンデュランス

 空冷4stDOHC4バルブREV インライン4 399cc。CBR400F(1983)をベースにボディマウントのハーフカウル、アンダーカウルを装備したモデル。耐久レーサーイメージでヘッドライトは35Wをデュアルで装着する丸目2灯とされた。メーターパネル、ミラー、ウインカもカウル側へ移されている。車体は基本的にCBR400Fと同一。

 発売 1984 全長 2035mm 全幅 720mm 全高 1200mm 軸間距離 1390mm シート高 - 最低地上高 -mm 重量 183kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクルDOHC横置4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 9.6 最大出力 58ps/12300rpm 最大トルク 3.6kg ・m/11000rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/90-16 TyreR 110/90-18 タンク容量 -L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \598000-(1984)japan 

CBR400F Endurance F3 (1984) エンデュランス

 空冷4stDOHC4バルブREV インライン4 399cc。CBR400F Endurance(1984)のカウルをフルカウルにした限定モデル。アッパーカウルはカラーリング以外同一だがアンダーカウルは別物。名称はもちろんF3レースを意識したものでアッパーカウルサイドに大きくF-3のロゴが入る。車体は基本的にCBR400Fと同一。

 発売 1984 全長 2035mm 全幅 720mm 全高 1200mm 軸間距離 1390mm シート高 - 最低地上高 140mm 重量 183kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg  空冷4サイクルDOHC横置並列4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 9.6 最大出力 58ps/12300rpm 最大トルク 3.6kg ・m/11000rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 トランジスタ キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 2.769/1.850/1.478/1.240/1.074/0.965 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/90-16 TyreR 110/90-18 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \615000-(1984)japan 

CBR400F (1985)

 空冷4stDOHC4バルブREV インライン4 399cc。1985年はマイナーチェンジ。基本構成はCBR400F(1983)のままだがステンレスによる4into1マフラーを装備。カラー変更。F16、R18のホイールはNSコムスターから3本スポークのキャストホイールへ変更された。

 発売 1985 全長 2035mm 全幅 710mm 全高 1075mm 軸間距離 1390mm シート高 790mm 最低地上高 -mm 重量 174kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクルDOHC4バルブ横置並列4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 - 最大出力 58ps/12300rpm 最大トルク 3.6kg ・m/11000rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 27°00 ′ トレール 98mm Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/90-16 TyreR 110/90-18 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \539000-(1985)japan 

CBR400F Endurance (1985) エンデュランス

 空冷4stDOHC4バルブREV インライン4 399cc。CBR400F(1985)のマイナーチェンジによりハーフカウル仕様のエンデュランスも同様の変更を受ける。ステンレスによる4into1マフラーを装備。カラー変更。F16、R18のホイールはNSコムスターから3本スポークのキャストホイールへ変更された。

 発売 1985 全長 2035mm 全幅 720mm 全高 1200mm 軸間距離 1390mm シート高 790mm 最低地上高 -mm 重量 181kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクルDOHC4バルブ横置並列4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 - 最大出力 58ps/12300rpm 最大トルク 3.6kg ・m/11000rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター  27°00 ′ トレール 98mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/90-16 TyreR 110/90-18 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \598000-(1985)japan 

CBR400F F-3 (1985)

 空冷4stDOHC4バルブREV インライン4 399cc。CBR400F Endurance(1985)ベースのバリエーションモデル。1984年のCBR400F Endurance F3(1984)はフルカウルだったが、1985年のこちらはスペシャルカラー+単座仕様のみのハーフカウル仕様。シートはレーサーイメージのクッションの薄いものを使用。Fフォークボトムケースに整流カバーが付く。

 発売 1985 全長 2045mm 全幅 700mm 全高 1200mm 軸間距離 1390mm シート高 780mm 最低地上高 -mm 重量 178kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 空冷4サイクルDOHC4バルブ横置並列4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 - 最大出力 58ps/12300rpm 最大トルク 3.6kg ・m/11000rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 27°00 ′ トレール 98mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/90-16 TyreR 110/90-18 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \615000-(1985)japan 

CBR400R (1986)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 399cc。1983年発表のCBR400F(1983)より1986年フルモデルチェンジ。インライン4は水冷化されCBR400は第2世代へと進化。可変バルブシステムREVはこのニューエンジンでは採用されなかった。カムの駆動は同年やはりモデルチェンジを受けたVFR400R(1986)VFR750F(1986)同様に、バックラッシュによる騒音を抑えるせらしギアを採用したカムギアトレイン。このパワーユニットを前傾させ、目の字断面ツインチューブフレームに搭載する。Rまわりはアルミ角断面スイングアームによるプロリンクで、Rフェンダーをスイングアーム上に設置した。ボディはエアロフォルムを謳うフルフェアリングにより、タンクとカウルの隙間も埋めるフルカバード。エンジンを隠すデザインは、増加の傾向にあった女性ライダーの取り込みをも意識したものだったが、結果的に逆効果だったともいわれる。大型フェンダーを装備するFホイールは16インチから17インチにアップ。F17、R18の組み合わせでS字断面3本スポークのキャストホイール。ブレーキは穴開きディスクを3枚装備。ヘッドライトはフラッシュサーフェイス化され、ウィンカはビルトイン。カウル側面にAEROのロゴが入る。1988年にCBR400RRへモデルチェンジ。

 発売 1986 全長 2015mm 全幅 685mm 全高 1095mm 軸間距離 1380mm シート高 765mm 最低地上高 -mm 重量 kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒  399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 - 最大出力 59ps/12500rpm 最大トルク 3.8kg ・m/10000rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 26゜00′ トレール 102mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 100/80-17 TyreR 130/70-18 タンク容量 16L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \669000-(1986)japan 

CBR400RR (1988)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 399cc。フルカバードボディが不人気だったためCBR400R(1986)はレーサーレプリカとしてフルモデルチェンジとなった。1987年の東京モーターショーで発表され、88年1月に発売。タンデムシートをNSR同様テールカウルの上に置く完全なレーサーレプリカスタイルで、フルカウルはアンダーカウルが後輪直前まで達するレーシーなもの。カムギアトレイン採用の直4エンジンも新設計となり、従来エンジンからバルブ挟み角を変更、バルブ自体は直押し式になった。また水冷式のオイルクーラーを新たに採用。排気系は右側へ1本出しでアルミサイレンサを備える。フレームは同年発表のBros(1987)シリーズ同様メインチューブの上側角を落とした異型断面のアルミ仕様。プロリンクのスイングアームは角型断面アルミチューブの上に補強部分を設けるトライアーム。ホイールは3本スポークのキャストでF17、R18。ブレーキは穴開きディスクを3枚装着し、Fディスクはフローティングされる。ヘッドライトは耐久レーサーイメージの丸目2灯、ナックルカウル下部分にエアダクトを設置する。

 発売 1988 全長 2020mm 全幅 675mm 全高 1110mm 軸間距離 1380mm シート高 765mm 最低地上高 -mm 重量 kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 - 最大出力 59ps/12500rpm 最大トルク 4.0kg ・m/10000rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 25゜15′ トレール 95 mm   Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/60-17 TyreR 150/60-18 タンク容量 15L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \699000-(1988)japan 

CBR400RR (1990)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 399cc。90年モデルではモデルチェンジを受けすべてを新設計。「高次元ヒューマンフィッティング」を開発キーワードとした。デザイン的にはレーサーレプリカスタイルだがサイドカバーとタンクのラインに従来モデルが伺える程度。フロントカウルはスラントノーズ化され耐久イメージと実用性から2眼ライトをそのまま採用。ナックルカウル基部にあったインテークはナックルカウル下に移され、ジョイントを通じてLCGフレームを貫通して新気を導く。後輪まわりはプロリンクだがそのスイングアームは内側へ追い込まれたエキパイを避けて上方へ湾曲するガルアーム。F17、R18インチのホイールは6本スポークのキャストホイールでブレーキはトリプルディスク。

 発売 1990 全長 2020mm 全幅 675mm 全高 1110mm 軸間距離 1380mm シート高 765mm 最低地上高 -mm 重量 164kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 399cc ボア*ストローク 55*42mm 圧縮比 - 最大出力 59ps/12500rpm 最大トルク 4.0kg ・m/10000rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 25゜15′ トレール 95 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/60-17 TyreR 150/60-18 タンク容量 15L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \649000-(1990)japan 

CBR600F (1993)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 599cc。93年モデルはカラー変更のマイナーチェンジ。黒塗装仕上げだったタンデムステップやFフォークボトムケースがクリア仕上げになった。400クラスの車体にリッター100psを軽く超えるハイパワーエンジンを搭載したスーパースポーツ。国内仕様は69ps/11000rpm、5.1kg*m/8000rpmのスペック。このクラスはヨーロッパで税制上メリットがあり、またプロダクションレースも手伝って人気が出た。フルカバード+ダブルシートのスタイルで、いわゆるレプリカでないところがヨーロッパ向けモデルらしいところ。タンデムグリップやメインスタンドも装備する。前後17インチのキャストホイールはホンダ一連の6本スポークデザインで、ブレーキはリジッドマウントされるトリプルディスク。後輪支持はプロリンクでRショックユニットは減衰力調整ダイヤルの付いたリザーバータンクを備える。Fフォークも減衰力調整機構付き。排気系は黒塗装の4into1。ヘッドライトは異形レンズの角型1灯。

 発売 1993 全長 2020mm 全幅 685mm 全高 1130mm 軸間距離 1405mm シート高 810mm 最低地上高 -mm 重量 186kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg  水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 599cc ボア*ストローク 65*45.2mm 圧縮比 - 最大出力 69ps/11000rpm 最大トルク 5.1kg ・m/8000rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 25゜05′ トレール 94 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/60-17 TyreR 160/60-17 タンク容量 16L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \730000-(1993)japan 

CBR600F (1995)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 599cc。1994年のIFMAショーで発表。1995年モデルチェンジ。トップカウル下にラムエアインテークを抱える。車体構成は従来モデルに順ずる。Fダブルディスクは大径化され、カウリングは新形状。スピードメーターが電気式に変更されている。

 発売 1995 全長 2020mm 全幅 685mm 全高 1135mm 軸間距離 1405mm シート高 810mm 最低地上高 -mm 重量 187kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 599cc ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 69ps/11500rpm 最大トルク 5.1kg ・m/7500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター -  トレール -  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/60ZR17 TyreR 160/60ZR17 タンク容量 17L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \755000-(1995)japan 

CBR600F (1997)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 599cc。97年の国内仕様は外観上は95年モデルとカラーの違いのみ。

 発売 1997 全長 2020mm 全幅 685mm 全高 1135mm 軸間距離 1405mm シート高 810mm 最低地上高 130mm 重量 - 乾燥重量 187kg 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ並列横置4気筒 599cc ボア*ストローク 65*45.2mm 圧縮比 12 最大出力 69ps/11500rpm 最大トルク 5.1kg ・m/7500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 トランジスタ キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター -  トレール -  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/60ZR17 TyreR 160/60ZR17 タンク容量 17L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 30km/L 車両価格 \755000-(1997)japan 

CBR600F (1999)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 599cc。1999/4発表。フレーム、スイングアームを新設計としたニューマシン。1998/10より施行された国内排ガス規制にも対応したエンジンは特性を見直し、ギア比も変更。

 発売 1999 全長 2060mm 全幅 685mm 全高 1130mm 軸間距離 1400mm シート高 810mm 最低地上高 135mm 重量 - 乾燥重量 170kg 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ並列横置4気筒 599cc ボア*ストローク 67*42.5mm 圧縮比 12.0 最大出力 69ps/10750rpm 最大トルク 5.3kg ・m/7500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 トランジスタ  キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 24゜00′ トレール 96 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/70ZR17 TyreR 180/55ZR17 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 31.6km/L 車両価格 \798000-(1999)japan 

CBR600RR (2003.7)

 水冷4stDOHC4バルブ インライン4 599cc。2003年6月27日発表、同年7月4日発売のロードスポーツCBR600RR国内仕様。2003年はフルモデルチェンジを受け、モトGPファクトリーレーサーRC211Vイメージの車体に数々の技術をフィードバック。これまでの「レースでのパフォーマンスも考慮するがメインは公道走行の量販車」であるCBR600シリーズからコンセプトを変え、車名に初めてRRが付いた2003年モデルはサーキットから開発が始まっているとされる。その開発コンセプトは「Innovative Wonder(驚異的な革新)」。国内モデルはメーカー自主規制により大幅にデチューンされる。外観的にマフラーの開端口径などが異なるので判別できる。

 パワーユニットはF4iの各パーツや配置を見直して新開発、新技術PGM-DSFI(Programmed Dual Sequential Fuel Injection System)は5500rpm以上の回転域でスロットルを大きく開けたときにロア側に加えアッパー側のインジェクタも作動する。中空構造のアルミダイキャストフレームは新鋳造方案により製造される。燃料タンクは増減による車体への影響を抑えることを狙ってシート下に配置。後輪懸架にはRC211Vよりのフィードバックであるユニットプロリンクを量販車で初めて採用。車体側にショックユニットを支持する構造が不要で、旋回性に最適化した剛性設定が可能になったとしている。RC211Vイメージを踏襲するスタイリングのスラントしたフロントカウルを薄型ニ灯マルチリフレクタラインビームヘッドライトで実現する。排気系はテールカウル下センターへ1本出し。タンデムシート下には収納スペースがある。メーターのデザインもRC211V風でアナログ式タコメーターとデジタル多機能メーターとのコンビネーション。ホイールは前後3本スポーク。盗難抑止システムH・I・S・Sを標準装備するほかココセコムにも対応する。排出ガス浄化技術として二次空気供給装置、シールド式ブローバイガス還元装置を採用。カラーリングはイタリアンレッドのみ。国内年間販売計画台数は800台。メーカー希望小売価格\890000-(沖縄は\10000-高)。

 発売 2003.7.4 型式 BC-PC37 全長 2010mm 全幅 695mm 全高 1115mm 軸間距離 1395mm シート高 820mm 最低地上高 130mm 重量 199kg 乾燥重量 171kg 整備重量 -kg 乗車定員 2人 水冷4サイクルDOHC4バルブ並列横置4気筒 599cc エンジン型式 PC37E ボア*ストローク 67.0*42.5mm 圧縮比 12.0:1 最大出力 69ps(51kW)/11500rpm 最大トルク 5.2kg*m(51N*m)/7500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 圧送飛沫併用 オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 フルトランジスタ式バッテリ  キャブレタ 電子制御燃料噴射式(PGM-DSFI) 点火プラグ - クラッチ 湿式多板コイルスプリング 変速機 常時噛合式6段リターン 変速比 2.666/1.937/1.611/1.409/1.260/1.166 1次減速比 2.111 2次減速比 2.562 フレーム アルミダイヤモンド キャスター 24"00'  トレール 95mm  Brake F 油圧式ダブルディスク Brake R 油圧式シングルディスク 前輪懸架 テレスコピック 後輪懸架 スイングアーム(ユニットプロリンク) SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/70ZR17 M/C(58W) TyreR 180/55ZR17 M/C(73W) タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 29.0km/L (60km/h定地) 最小回転半径 3.2m 排出ガス適合規制レベル 平成13年規制に適合(二輪車モード規制値g/km : CO13.00/HC2.00/NOx0.30 ) 加速騒音規制値 73db 車両価格 ¥890000-(2003.7.4)japan 

CBR750 SuperAero (1987) スーパーエアロ

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 748cc。CBX750F(1983)より1987年フルモデルチェンジ。カム駆動にバックラッシュによる騒音を抑えるせらしギアを使ったカムギアトレインを採用するCBRシリーズは750までその幅を広げた。このパワーユニットは新設計されたもので出力は国内自主規制値上限の77psを9500rpmで発生。これを搭載するフレームは鋼管ツインチューブダイヤモンド。CBR400R(1986)同様のフルカバードのエアロフォルムで、この時期のCBRシリーズはハリケーンシリーズとしてイメージづくりを行った。カウルとタンクの境目はもちろん、下側は後輪直前、サイレンサの首元までをカウルが覆う。それだけにボディ内部の空気の抜けに苦心の跡がみられ、カウル側面にはかなり大きな穴が設けられる。RフェンダーはほかのCBRシリーズ同様スイングアームに設置されるが、車体側から見て後輪を覆うフェンダーは整流面でも効果があった。ライト類はすべてカウルにビルトイン。乾燥199kgの大柄な車体は、750クラスが大型車だった時代のことでもあり、またこの時期のホンダロードスポーツがV4との2本立てであったことも関係する。パフォーマンス志向のV4に対して、CBRはアウトバーンを高速でストレスなく走りつづけられるツアラーの性格に振られていたわけだ。F17、R18インチで、S字断面3本スポークキャストホイールもCBRシリーズ一連のデザイン。

 発売 1987 全長 2170mm 全幅 720mm 全高 1185mm 軸間距離 1480mm シート高 770mm  最低地上高 -mm 重量 199kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 748cc ボア*ストローク 70*48.6mm 圧縮比 - 最大出力 77ps/9500rpm 最大トルク 7.0kg ・6500m/rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 26゜00′ トレール 104 mm   Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 110/80-17 TyreR 140/70-18 タンク容量 21L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \789000-(1987)japan 

CBR750 SuperAero (1988) スーパーエアロ

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 748cc。マイナーチェンジの88年モデルはFダブルディスクブレーキを大径化し、これをフローティングする。カラーリングは黒とグレーを基調とした仕上げとなり、ホイールもブラックアウト。重量は3kgの増となっている。

 発売 1988 全長 2180mm 全幅 720mm 全高 1185mm 軸間距離 1480mm シート高 770mm 最低地上高 -mm 重量 202kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 748cc ボア*ストローク 70*48.6mm 圧縮比 - 最大出力 77ps/9500rpm 最大トルク 7.0kg ・m/6500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 26゜00′ トレール 104 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 110/80-17 TyreR 140/70-18 タンク容量 21L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \799000-(1988)japan 

CBR900RR FireBlade (1992) ファイヤーブレード

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 893cc。輸出車。1991年の東京モーターショーで発表の初代CBR900RR。北米、ヨーロッパでの発売は1992年春。CBR600Fと同値の乾燥重量185kgに対して、出力は124ps。「扱える高性能」をコンセプトにしたブランニューモデルでエンジン、車体とも新設計。徹底したマスの集中化と軽量化が施された。これまで大排気量車にレプリカは不要としてきたホンダが送り出した待望のスーパースポーツだけに革新的なフィロソフィーが盛り込まれている。

 これまで大排気量ロードスポーツの分野にV4を送り込んできたホンダが放つ4気筒パワーユニットはCBR600Fとほぼ同サイズ。70*58mmのショートストロークエンジンで70mmのボアにIN側27.5mm径、EX側23mm径のバルブが押し込まれる。ステムはともに4.5mm径で駆動は直押し式。エンジン幅を抑えるためにカムチェーンを右端とし、前述のとおりボア70mmの4気筒はシリンダボアピッチを79mmまで圧縮された。また軽量化と剛性アップのためにクランクケースアッパーとシリンダブロックを4輪のように一体鋳造としているが、このあたりはCBR600F(1991)でも採用された手法。水冷式オイルクーラーを装備。
 吸気系にはスラントタイプのCV型キャブレタVP38を装着し、これの口径は38mm。排気系は4-2-1の左1本出しで、エキパイとともにブラックアウトされる120mm径サイレンサの容量は5L。
 車体デザインはレーサーレプリカそのもので、ヘッドライトは丸目2灯。ナックルカウルに開けられた穴群は高速での左右の動きに効果があるとされる。シャーシはアルミ異形5角形断面のツインスパー+スタビライザー付きアルミ角型断面スイングアーム。シートレールはボルトオン。Fフォークは正立式でインナー45mm径のカートリッジタイプ。ボトムケースは軽量化のためエンド部分と摺動部を別パーツをする構造。ホイールはF16、R17のU字断面6本スポークのキャスト。ショー発表時装着のタイヤは前輪がブリヂストン Batrax BT-50FラジアルG、後輪がBatrax BT50RラジアルGと前後ラジアル。前後ブレーキはニッシンでフロントには296mmローターをダブルでフローティング、キャリパは対向4ポットにメタルパッドを使用。後輪側ディスクは220mm径をリジッドマウント。キャリパはピンスライド型片押し1ポットでメタルパッドを装着。ユーティリティ面ではアンダーカウルはこれを外さずともオイル交換ができるよう工夫されている。またテールカウル上に座布団が用意されるパッセンジャーシートだが、これの内部は収納スペースである。ウルトラが付くような運動性を誇ったが、反面軽量化を最重要課題とした車体はカウルステーがアルミ板を打ち抜いたものを曲げただけだったりとビッグバイクのステイタスには程遠い部分もあった。

発売 1992 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 1405mm シート高 - 最低地上高 - 重量 -kg 乾燥重量 185kg 整備重量 - 水冷4サイクル横置並列4気筒 DOHC 4バルブ 893cc ボア*ストローク 70*58mm 圧縮比 11.0 最大出力 124ps/10500rpm 最大トルク 9.0kg*m/8500rpm 始動方式 セル 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ VP38 クラッチ 湿式多板 変速機 - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム ツインスパー キャスター - トレール - Brake F ダブルディスク Brake R シングルディスク SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Wheel F 3.50-16 Tyre F 130/70ZR16 Wheel R 5.50-17 Tyre R 180/55ZR17 タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1992) 

CBR900RR FireBlade (1993) ファイヤーブレード

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 893cc。輸出車。ホンダの最大排気量レーサーレプリカ。93年はマイナーチェンジ。マルチリフレクターランプのデュアルヘッドライト、電気式スピードメーター、マグネシウムシリンダヘッドカバーを採用。フレームは異形5角形断面のアルミツインスパー。後輪側は上側にスタビライザーの付いた角型断面アルミスイングアームによるプロリンク。F16、R17インチホイールはホンダ一連の6本スポークキャストホイール。ブレーキはトリプルディスクでフロントはフローティングマウント。レプリカとしてメインスタンドはない。

 発売 1993 全長 2030mm 全幅 685mm 全高 1115mm 軸間距離 1405mm シート高 800mm 最低地上高 -mm 重量 185kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 893cc ボア*ストローク 70*58mm 圧縮比 - 最大出力 124ps/10500rpm 最大トルク 9.0kg ・m/8500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 24゜00′ トレール 90 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 130/70-16 TyreR 180/55-17 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(1993)輸出車 

CBR900RR FireBlade (1996) ファイヤーブレード

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 893cc。輸出車。96年9月にマイナーチェンジを受けエンジンスペックを128ps/10500rpm、9.0kg*m/8500rpmへアップ、重量は換装で185kgから183kgへダウン。

 発売 1996 全長 2030mm 全幅 685mm 全高 1115mm 軸間距離 1405mm シート高 800mm 最低地上高 -mm 重量 183kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg  水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 893cc ボア*ストローク 70*58mm 圧縮比 - 最大出力 128ps/10500rpm 最大トルク 9.0kg ・m/8500rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 24゜00′ トレール 90 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 130/70-16 TyreR 180/55-17 タンク容量 18L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(1996)輸出車 

CBR1000F (1987)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 998cc。1986年ケルンショーで発表の輸出モデル。ホンダのリッターバイクとして最高スペックのグランドスポーツという位置付け。フルカバードボディはサイレンサ直前までを覆う。前後17インチホイール。ブレーキはトリプルディスク。


CBR1000F (1989)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 998cc。輸出モデル。1989年はマイナーチェンジ。基本スペックに変更はないがトップカウルをスラントノーズ化。

 発売 1989 全長 2230mm 全幅 735mm 全高 1190mm 軸間距離 1505mm シート高 785mm 最低地上高 -mm 重量 222kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 998cc ボア*ストローク 77*53.6mm 圧縮比 - 最大出力 132ps/9500rpm 最大トルク 10.6kg ・8500m/rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 27゜00′ トレール 110 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/70-17 TyreR 170/60-17 タンク容量 21L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(1989)輸出モデル 

CBR1000F (1993)

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 998cc。国内仕様。輸出仕様との違いは国内出力自主規制に基づくもので135psから93psへダウン。93年モデルでは前後連動ブレーキ、DCBSを新たに採用。単なる連動ではなく入力に応じて前後のブレーキピストンごとに伝達を調整する。89年モデルとはカウリング形状が異なりナックルカウルにビルトインされていたFウインカはナックルカウル下のビルトインとなる。後輪はプロリンク。前後17インチホイールは3本スポークキャストホイール。トリプルディスクはリジッドマウント。

 発売 1993 全長 2235mm 全幅 740mm 全高 1215mm 軸間距離 1505mm シート高 780mm 最低地上高 -mm 重量 249kg 乾燥重量 - 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ横置4気筒 998cc ボア*ストローク 77*53.6mm 圧縮比 - 最大出力 93ps/9000rpm 最大トルク 8.7kg ・m/6000rpm 始動方式 セル  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター 27゜00′ トレール 110 mm  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/70-17 TyreR 170/60-17 タンク容量 22L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \950000-(1993)japan 

CBR1100XX SuperBlackBird (1996) スーパーブラックバード

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 1137cc。輸出車。世界最速という明快なコンセプトを掲げたホンダトップモデルとして1996年発表。縦列2眼のヘッドライトが印象的な車体はトップモデルとしての品質面でも配慮が見られ、カウルのビスは装飾の切削加工が施される。1996年は輸出仕様のみのリリースで、2軸の2次バランサを内蔵するスムーズなエンジンのスペックは164ps/10000rpm、12.7kg*m/7250rpm、223kg。ブレーキは前輪側フローティングマウントのトリプルディスクで前後連動。後輪支持はプロリンク。Fウインカはカウルマウントのミラーの背面にビルトイン。フルカウルはレプリカとは一線を画するデザインで、ヘッドライト下にラムエアシステムのインテークを設ける。前後キャストホイールは3本スポークデザインでF120/70ZR-17、R180/55ZR-17。ブラックバードだがラインナップは黒だけというわけではない。

 発売 1996 全長 2160mm 全幅 720mm 全高 1170mm 軸間距離 1490mm シート高 810mm 最低地上高 -mm 重量 -  乾燥重量 223kg 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC4バルブ並列横置4気筒 1137cc ボア*ストローク 79*58mm 圧縮比 10 最大出力 164ps/10000rpm 最大トルク 12.7kg ・m/7250rpm 始動方式 -  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 - キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター -  トレール -  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/70ZR17 TyreR 180/55ZR17 タンク容量 24L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(1996)輸出車 

CBR1100XX SuperBlackBird (1998) スーパーブラックバード

 水冷4stDOHC4バルブインライン4 1137cc。輸出車。98年モデルでは吸気にPGM-FIが採用された。シリンダヘッド形状も見直され、ノックセンサーを新設。また1998/10より国内施行の排ガス規制に対応するためエキゾースト・エア・インジェクションシステム(二次エア導入システム)を導入。クラッチは小型化された。エンジンの熟成により低中速域の充実をはかるとともに、高速域をラムエアシステムで上乗せする。ラムエアシステムは最大6%のパワーアップと公表。スペックは164ps/9500rpm、12.7kg*m/7250rpm。またあわせてエアクリーナの位置が変更されており、これにともない燃料タンク容量が2L増量している。

 発売 1998 全長 2160mm 全幅 720mm 全高 1170mm 軸間距離 1490mm シート高 810mm 最低地上高 -mm 重量 - 乾燥重量 223kg 整備重量 -kg 水冷4サイクルDOHC横置並列4気筒 1137cc ボア*ストローク - 圧縮比 - 最大出力 164ps/9500rpm 最大トルク 12.7kg ・m/7250rpm 始動方式 -  潤滑方式 - オイルポンプ型式 - オイルフィルター型式 - 点火方式 -キャブレタ - 点火プラグ - クラッチ - 変速機 6速 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター -  トレール -  Brake F - Brake R - SusF - Dumper F - SusR - Dumper R - TyreF 120/70ZR17 TyreR 180/55ZR17 タンク容量 24L オイル容量 -L バッテリ - 登坂力 -度  定地燃費 -km/L 車両価格 \-(1998)輸出車