-RealSport!- HOREX644OSCA Normal(1991.7) review

C.K.デザイン代表 佐々木 和夫氏インタビュー -3-

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Q.C.K.デザインのhpにOSCA1000の記述があります。大いに期待されるのですがどのような展開になるのでしょうか。

A.基本設計はとっくに出来上がっているので、できれば来年の秋くらいのショーには出展したいですね。実は搭載エンジンについても迷っている部分があって日本のユーザー様の声も聞きたいところです。試作モデルに載っているのはローソンレプリカのパワーユニットなんですが個人的には空冷ドカを積んでみたい。でもドイツ側の要望は信頼性という点でたとえばVTRなんですよ。いずれの場合もHOREXのブランドでC.K.がデザインする以上、クオリティに妥協はしません。

 

 
 右は2001.10筑波で空冷シングルのラップレコードを更新したOSCAレーサー。Fディスクはシングルのままで、コルサで用意されたオイルクーラーも使われていない。前後ブレーキシステム、Rショックは正常進化として換装されており、マフラーは2本出し。アルミスイングアームはコルサと同様の装備のようだ。エンジンはキック始動に変わっておりクランクケースは赤に塗装される。ステップ位置の変更にともないブレーキペダルが同軸とされたり、レーサーとしてタンクにブリーザーパイプが追加されたりしているが、ほとんど初代OSCAの車体そのまま。確かに空冷シングルは最新モデルの激戦区というわけではないが、それだけの作り込みがなされた車であることは間違いない。

 

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