YAMAHA - #


175 CT1 TRAIL (1970)/250S (1959.6-)/


175 CT1 TRAIL (1970)

  空冷2stシングル。AT1をボアアップしたエンジンを積み、北米で人気を得た。車重96kg。ごく少数だが国内でも販売された。公称最高速度110km/h。センターキー。

発売 1970 全長 -mm 全幅 -mm 全高 -mm 軸間距離 -mm シート高 - 最低地上高 - 重量 96kg 整備重量 - 空冷2サイクル単気筒 171cc ボア*ストローク -mm 圧縮比 - MaxP 15.6ps/7000rpm MaxT - 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1970)

250S (1959.6-)

 空冷2stパラツイン246cc。カタリナレーサーと呼ばれたファクトリーレーサーYD/Bをベースにしたヤマハ初の本格ロードスポーツ。エンジンはデチューンされパワーバンドを広げる方向に振られている。ツインキャブ、5速ミッションなど国産量販車初の装備が施され、ヘッドライトナセルにはスピードとタコのコンビネーションメーターが組み込まれる。ハンドルバーは一文字タイプ。最終減速はチェーンだがその取り出しは車体右側になる。車体左側面に剥き出しのバッテリを抱える大胆な構成。フレームは鋼管ダブルクレードル。この時期のデザイン担当であるGKグループの手によるコバルトブルーのカラーリングもセンセーショナルなものであった。1959.8の第3回浅間火山レースではレーシングキットを装着した250SとホンダCR71の激戦となったが、このレースではCR71に乗るプライベーター北野元選手の勝利で終わっている。浅間レース後、フレームに補強が施された250Sは本格量産に入る。レースキットもあわせて販売され、国内レースシーンに欠かせない存在となった。キットパーツを組み込んだレーサーは「アサマ型」と呼ばれたが、モトクロスレースの世界でもアップマフラーを組み込まれた250Sが活躍した。その後3000台生産された時点で250Sは車名をYDS1と改められ、ヤマハ2stスポーツの元祖として評価された。