YAMAHA - SR


SR125 (1981)/SR125 (1996)/SR125B (1997)/SR185 Exciter (1981)/SR250 (1980)/SR400 (1978)/SR400SP (1979)/SR400 (1982)/SR400SP (1982)/SR400 (1983)/SR400SP (1983)/SR400 (1988)/SR400 (1991) 1JR/SR400 (1996.10)/SR400 (1998)/SR500 (1978)/SR500 (1978) export/SR500SP (1979)/SR500 (1985)/SR500 (1988)/SR500 (1991) 1JN/SR500 (1993)/SR500 (1996.10)/SR500 (1998)


SR125 (1981)

 空冷4stSOHCシングル 124cc。セル始動のシングルエンジンをダイヤモンドフレームに搭載するアメリカンスタイルコミューター。125cc4stエンジンはヤマハ初。13ps/9500rpm、1.0kg*m/8500rpmを発生し、ミッションは5速。バランサを内蔵している。輸出仕様SR185と車体は共通。プルバックハンドル、段付きシート、タンデムグリップ、ショートメガホンマフラーなど装備。後輪支持は鋼管スイングアーム+2本ショック。F3.00-17、R3.50-16のスポークホイールだが、スポークの張り方が独特で8本1組で張る40穴ホイール仕様となっている。メーター、ライト下まで覆うヘッドライトカバーを装備。フルカバーのチェーンカバーが付き、スイングアーム後端にはスネイルカム式チェーンテンショナを装備するのはロードモデルでは異色だった。


SR125 (1996)

 空冷4stSOHCシングル 124cc。1996年モデルチェンジ。外装などはほとんど1981年からのモデルと変わらないがホイールのスポークは通常の張り方のものとなり、エンジンスペックは10ps/8500rpm、0.86kg*m/7500rpmへとダウン。F3.00-17、R3.50-16のリムサイズも変わらず。


SR125B (1997)

 空冷4stSOHCシングル 124cc。末尾のBはビジネスモデルを表すSR125のバリエーションモデル。基本スペックはSR125と共通。レッグシールドと大型Rキャリアを装備。キャリアは上にタンデムシート装着可能なタイプ。


SR185 Exciter (1981) エキサイター

 空冷4stSOHCシングル 185cc。輸出車。セル始動のシングルエンジンをダイヤモンドフレームに搭載するアメリカンスタイルコミューター。国内版SR125ベースで車体は共通。プルバックハンドル、段付きシート、タンデムグリップ、ショートメガホンマフラーなど装備。後輪支持は鋼管スイングアーム+2本ショック。F3.00-17、R3.50-16のスポークホイールだが、スポークの張り方が独特で8本1組で張る40穴ホイール仕様となっている。メーター、ライト下まで覆うヘッドライトカバーを装備。輸出モデルではマフラーガードはない。フルカバーのチェーンカバーが付き、スイングアーム後端にはスネイルカム式チェーンテンショナを装備する。


SR250 (1980)

 空冷4stSOHCシングル 249cc。初代SR250。同1980年発表されたXT250とベースを同じくするエンジンをアメリカンスタイルの車体に搭載。ティアドロップタンク、段付きシート、プルバックハンドル、スチールのタンデムグリップ、ショートメガホンマフラーを装備。エンジンはセルのみの始動に変更。F3.00-19、R120/90-16のスポークホイールに前後ドラムブレーキ。後輪は鋼管スイングアーム+2本ショック。


SR400 (1978)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。初代SR400。SR500のストロークを84mmから67.2mmへ縮め、国内免許制度の400枠内に収めたモデル。500との相違点は低いハンドルとカラーリング。シート後方のデザインも異なり、400はテールカウルが付きタンデムグリップはない。F3.50-19、R4.00-18サイズのスポークホイールに前輪左側にシングルディスクを装備。後輪はドラム。後輪支持は鋼管スイングアーム+2本ショック。

発売 - 全長 2105mm 全幅 765mm 全高 1135mm 軸間距離 1410mm シート高 - 最低地上高 - 重量158kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル単気筒 OHC 399cc ボア*ストローク 87*67.2mm 圧縮比 8.5 最大出力27ps/7000rpm 最大トルク3.0kg ・m/6500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F 3.50-19 Tyre F - Tyre R 4.00-18 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \310000-(1978)japan 

SR400SP (1979)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。1979年はモデルチェンジ。7本スポークキャストホイール採用で前後タイヤはチューブレスになった。タンデムグリップを標準装備し、テールカウルの付いた500と同じ外観になった。フロントシングルディスクブレーキ。Fが3.50から3.25-19へ細くなっている。後輪サイズはR4.00-18。

発売 1979 全長 2100mm 全幅 775mm 全高 1130mm 軸間距離 1410mm シート高 - 最低地上高 - 重量161kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル単気筒 OHC 399cc ボア*ストローク 87*67.2mm 圧縮比 8.5 最大出力27ps/7000rpm 最大トルク3.0kg ・m/6500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F 3.25-19 Tyre F - Tyre R 4.00-18 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \340000-(1979)japan 

SR400 (1982)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。1982年モデルはスポークホイール仕様のSR400とキャストホイール+チューブレスタイヤ仕様のSR400SPを併売。82年モデルはテールカウルがなく、スチールのタンデムグリップを装備する78年のモデルの外観に戻された。F3.50-19、R4.00-18サイズで前輪左側にシングルディスクを装備。


SR400SP (1982)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。1982年モデルはスポークホイール仕様のSR400とキャストホイール+チューブレスタイヤ仕様のSR400SPを併売。82年モデルはテールカウルがなく、スチールのタンデムグリップを装備する78年のモデルの外観に戻された。前輪左側にシングルディスクを装備。当時人気があったのはスポーク仕様。


SR400 (1983)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。1983年モデルはエンジンの潤滑系統が大きく見直されており、ヘッド周りのトラブル解消が図られた。またサスペンションはセミエアタイプにグレードアップされ、ヘッドライトもハロゲンライトに昇格。外観的にはツートンカラーの採用、テールカウルの復活を受けている。前輪左側にシングルディスクを装備。スポークホイール仕様のSR400とキャストホイール+チューブレスタイヤ仕様のSR400SPを併売。


SR400SP (1983)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。1983年モデルはエンジンの潤滑系統が大きく見直されており、ヘッド周りのトラブル解消が図られた。またサスペンションはセミエアタイプにグレードアップされ、ヘッドライトもハロゲンライトに昇格。外観的にはツートンカラーの採用、テールカウルの復活を受けている。前輪左側にシングルディスクを装備。スポークホイール仕様のSR400とキャストホイール+チューブレスタイヤ仕様のSR400SPを併売。


SR400 (1988)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。1988年モデルはエンジンに手が入り、カムシャフトが変更されている。またVMタイプだったキャブレタはBST34に変更。始動性などが改善されたとされる。スペックは27ps/7000rpm、3.0kg*m/6500rpmと従来モデルからかわらず。前後スポークホイールでブレーキは前後ドラム式。デザインに変更はないが新色としてブルーイッシュダークシルバーが追加された。


SR400 (1991) 1JR

  空冷4stSOHC2バルブシングル 399cc。1991年のキャッチコピーは「一本気」。SRというロングセラー製品についてモノ作りのこだわりを訴える。91年モデルでは表面をより平滑に仕上げる塗装技術、ミラクリエイト塗装がツートンのタンクに施され、ブレーキ、クラッチのアルミレバーはバフ掛け仕上げとされた。基本スペックに変更はない。クロムメッキのエキパイは焼け色を抑えるために3重管だが、曲げ工程は砂詰めではなく水を入れて凍結させてから曲げるという手順を踏む。鋼管ダイヤモンドフレームの一部をオイルタンクとして使用する給油口がステアリングとタンクの間にのぞく構成や、前後メッキフェンダー、後輪2本式サスは不変。前後スポークホイールにドラムブレーキの組み合わせ。1991年モデルの型式は1JR。車体色はブルーイッシュブラックのみ。

型式 1JR 発売 1991 全長 -mm 全幅 -mm 全高 -mm 軸間距離 -mm シート高 - 最低地上高 - 重量-kg 乾燥重量 153kg 整備重量 - 空冷4サイクル横置単気筒 SOHC 399cc ボア*ストローク -*-mm 圧縮比 - 最大出力27ps/7000rpm 最大トルク3.0kg ・m/6500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム 鋼管ダイヤモンド キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre F - Tyre R - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車体色 ブルーイッシュブラック(Bluish Black) 車両価格 \399000-(1991)japan 

SR400 (1996.10)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。1996年10月、500とともにマイナーチェンジ。ライディングポジションの変更とブレーキフィーリングの向上が図られた。


SR400 (1998)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。


SR500 (1978)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。初代SR500。XT500エンジンをロードスポーツボディに載せたのがSRで、ボア*ストロークはXTと共通。もともとのイメージはダートトラッカーだった。SRではフライホイールを大きくし、またケッチンを防ぐインジケータが付いている。F3.50-19、R4.00-18サイズのスポークホイールに前輪左側にシングルディスクを装備。後輪はドラム。シート後方のデザインが400と異なり、タンデムグリップが付き、テールカウルはない。後輪支持は鋼管スイングアーム+2本ショック。

発売 - 全長 2105mm 全幅 845mm 全高 1155mm 軸間距離 1410mm シート高 - 最低地上高 - 重量158kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル単気筒 OHC 499cc ボア*ストローク 87*84mm 圧縮比 8.3 最大出力 32ps/6500rpm 最大トルク3.7kg ・m/5500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F 3.50-19 Tyre F - Tyre R 4.00-18 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \350000-(1978)japan 

SR500 (1978) export

 輸出車。北米及びカナダ仕様SRは後輪にもディスクブレーキが採用されている。ホイールは7本スポークのキャストホイール。

発売 - 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量- 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル単気筒 OHC 499cc ボア*ストローク 87*84mm 圧縮比 - 最大出力 - 最大トルク - 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ディスク SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \-(1978) 

SR500SP (1979)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。1979年モデルでは7本スポークのキャストホイールが採用され、前後タイヤはチューブレス化された。コンチハンとシートカウルの付いたシートになり400と同じ外観になった。タンデムグリップを標準装備。フロントシングルディスクブレーキ。Fが3.50から3.25-19へ細くなっている。後輪サイズはR4.00-18。

発売 1979 全長 2100mm 全幅 775mm 全高 1130mm 軸間距離 1410mm シート高 - 最低地上高 - 重量161kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル単気筒 OHC 499cc ボア*ストローク 87*84mm 圧縮比 8.3 最大出力32ps/6500rpm 最大トルク3.7kg ・m/5500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F シングルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F 3.25-19 Tyre F - Tyre R 4.00-18 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \370000-(1979)japan 

SR500 (1985)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。1985年は前輪ドラムブレーキ復活と18インチ化のマイナーチェンジ。F3.50-18、R4.00-18サイズのスポークホイール仕様になり、Fシングルディスクだったブレーキは2リーディングドラムになった。ライディングポジションも見直され、ハンドルは低くされステップ位置も後退している。そのほかメーターまわりの変更、フォークブーツの装備などの変更を受けている。基本スペックに変更はない。


SR500 (1988)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。1988年モデルはエンジンに手が入り、カムシャフトが変更されている。またVMタイプだったキャブレタはBST34に変更。始動性などが改善されたとされる。スペックは32ps/6500rpm、3.7kg*m/5500rpmと従来モデルからかわらず。前後スポークホイールでブレーキは前後ドラム式。デザインに変更はないが新色としてブルーイッシュダークシルバーが追加された。


SR500 (1991) 1JN

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。1991年のキャッチコピーは「一本気」。SRというロングセラー製品についてモノ作りのこだわりを訴える。91年モデルでは表面をより平滑に仕上げる塗装技術、ミラクリエイト塗装がツートンのタンクに施され、ブレーキ、クラッチのアルミレバーはバフ掛け仕上げとされた。クロムメッキのエキパイは焼け色を抑えるために3重管だが、曲げ工程は砂詰めではなく水を入れて凍結させてから曲げるという手順を踏む。鋼管ダイヤモンドフレームの一部をオイルタンクとして使用する給油口がステアリングとタンクの間にのぞく構成や、前後メッキフェンダー、後輪2本式サスは不変。前後スポークホイールにドラムブレーキの組み合わせ。1991年モデルの型式は1JN。車体色はブルーイッシュブラックのみ。

型式 1JN 発売 1991 全長 -mm 全幅 -mm 全高 -mm 軸間距離 -mm シート高 - 最低地上高 - 重量-kg 乾燥重量 153kg 整備重量 - 空冷4サイクル横置単気筒 S OHC 499cc ボア*ストローク -*-mm 圧縮比 - 最大出力32ps/6500rpm 最大トルク 3.7kg ・m/5500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム 鋼管ダイヤモンド キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車体色 ブルーイッシュブラック(Bluish Black) 車両価格 \429000-(1991)japan 

SR500 (1993)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。


SR500 (1996.10)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。1996年10月、400とともにマイナーチェンジ。ライディングポジションの変更とブレーキフィーリングの向上が図られた。


SR500 (1998)

  空冷4stSOHC2バルブシングル 499cc。