2001.10/27-11/7 the 35th Tokyo Motor Show report
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YAMAHA-2

YZ500M/YZ250M/Tricker/TMAX/Passol/Road Star Warrior

左はステファン・エバーツ選手の2001年YZ500FM。すなわち2001年500cc世界選手権チャンピオンを獲得したマシン。5バルブエンジンは4速ミッションとの組み合わせで車重は105kgと公表。 右はあわせて展示されていた2000年のAMAスーパークロス・チャンピオンマシンYZ250M。こちらはYPVS付きの2ストシングル。このマシンは偉大なチャンピオンであるジェレミー・マクグラス選手が、ある意味彼の時代の最後にライドした機体といえるだろう。

 この2001年モーターショーでのヤマハの目玉はやはりこのトリッカー(試作車)だったと思う。ショーモデルはいかにもコンセプトモデルのモックといった感じだったが、このトリックライディングというジャンルをヤマハというビッグメーカーが手掛け、2004年3月にはともかく市販に漕ぎつけたことは大きな出来事だった。今から眺めるとフレームをはじめかなり変わったカタチでの量販にはなったが、発表当時(ショーモデルも量販車も)の関係誌の取り上げ方もかなりのものだった。

 トライアル車以上にスリムに見えるが、この形状ではタンク容量は2〜2.5Lというところか。シートの下はエアクリーナボックスとなっており、マフラーは所在不明。タイヤはダンロップのモトクロスタイヤを履く。Fフォークは倒立タイプで後輪懸架はモノクロス。このときの諸元は全寸と「空冷SOHC2バルブシングル223cc+リターン式5段ミッション」、車重は90kg(確認できず)。
 左は電動Passol。2002年に地域限定というカタチから実用化。先鞭を付けたEVとなったが、2007年9月にバッテリーの問題からリコールとなり、2007年9月に生産中止となっている。http://www.yamaha-motor.jp/ev/  上はTMAXのパワーユニットのカットモデル。 

 下はRoad Star Warrior。XV1600 Road Starをベースに、北米向けニューモデルとして2001年6月に発表された。最終減速はベルト式。1670cc空冷OHV48度Vツインをアルミ製ダブルクレードルフレームに積む。

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 yzr500 yzf-r7

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