2001.10/27-11/7 the 35th Tokyo Motor Show report
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HONDA-4 CAIXA/e-DAX/e-NSR/Mobimoba/NC-I/NC-II/RidingCart/

Bite/Zoomer/SmartDio

 
 ホンダブースで一番物欲をそそられたのは実はこのe-NSR。ゴタクなしに乗ってみたいと思いませんか?アーバン キッズ レーシングということで参考出品された電動バイク。バラバラにして車載することができる。
  
 
 RidingCart(ライディングカート)という名の車載を前提としたシティコミューターの提案。後輪内のモーターによるダイレクトドライブできわめてコンパクトなうえ折り畳んだ状態でショッピングカートとして利用できる。畳まれた状態で両輪が重なるよう工夫されている。大きなバスケットの底部にライトが収まり、その脇に杖のようにあるのがキャスターでシートレールを兼ねる。ウインカもナンバープレートも勿論装備。  こちらはMobimoba(モビモバ)というモデルでスツールコミュータという新しい提案。ケーキ生地を思わせる大きな丸いシートは高さ調整ができ、回転も可能。メーターパネル部分はトレイ機能があり、どこでも停めてお茶を楽しめる移動する椅子という趣向。そのためしっかりしたセンタースタンドを備える。モトコンポのような四輪とのセット構想があり、UNIBOXという4輪コンセプトモデルのドアに収納できる。ウインカはグリップ基部にビルトイン。
 
CAIXA(カイシャ)という名前のコンセプトモデル。ホイールインダイレクトモーターを使用。全長1240mm、全幅720mm、全高920mmだが、たたむと全長800mm、全幅170mm。駅まで乗っていく折りたたみ式自転車のバイク版といったトコロ。ご覧の通りトランク状にたたまれてしまうのだがもちろんあるべきものはキチンと装備。足回りは非常にスッキリしておりどこか4輪的。写真ではわかりにくかったが畳んだ状態ではホイールベースも短縮される。フェンダーの見え方に注意。車幅は確かにライセンスプレートサイズ。各色用意して並べる力のいれようだったが実動?マンションの玄関にも置けるサイズというのはいいえて妙かもしれない。4輪のコンセプトモデルUNIBOXとあわせてデザインされており、これのドア内に収納可能。
ホイールインダイレクトモーター使用の電動バイクe-DAX。メインメンバーの1本がなんとなくDAX・・・?(アイロン台のようでもあるが)モダンなデザインのシートが印象的な試作車。全長1125mm、全幅560mm、全高890mm。このモデルも折りたたんで車載が可能だが前後に短く縮めることができるのが特徴。4輪のコンセプトモデルBULLDOGと連携されており、後部荷室に搭載した状態で特徴的なシートの背もたれが4輪後部座席のヘッドレストに、シート座面が背もたれになる。DAXというだけあってか他の車載コミューターに比べどこか機械的。フェンダーの省略や剥き出しのワイヤー類の処理など試作車然とした割り切りもうかがえる。グリップ端にフラッシャを備える。重量はいかほどのものだろうか。同時考案のヘルメットを使用することによりBULLDOGと通話が可能とのこと。
オレンジのNC-I、ラベンダーのNC-IIの2台の試作車。NC-Iがモペッド、NC-IIがスクーターの形態で、ともに空冷4stシングル49ccエンジンを搭載する。フタのついたフロントバスケットはメットイン機能を肩代わりするもの。シンプルデザインとスリムで軽量な車体がウリだが重量は明らかにされていなかった。それにしてもモペッドの形状ってこれがベストなんだろうか。こういう乗り物こそ操舵機構などに挑戦がほしい気がする。NC-Iは全長1536mm、全幅570mm、全高984mmと公表。
発売予定車として展示されたBite。奥側はカスタムとして展示された車両。 左はZoomerのカスタム展示。ウエイクボード(ホルダー)とスペシャルペイントでビーチズーマー。マフラーはスーパートラップ。
SmartDioのカットモデル。アルミフレームと部品のモジュール化による高効率/環境性能をアピール。
    

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