YAMAHA - C
180CS-1E (1967)/180CS-2E (1969)/175CT2 (1971)
空冷2stピストンバルブパラツイン 180cc。180の排気量は海外輸出モデルの国内販売バージョンであったため。角張った造形のオールアルミエンジンを鋼管ダイヤモンドのフレームに搭載する。シルエットは350R1
(1967)の印象の強いものだがハンドル位置は高め。始動はセルとキックの併用で機種名末尾のEはセル装備を意味する。公称最高速度140km/h、0→400mは16.3sec。後継車は180CS-2E
(1969)。
空冷2stピストンバルブパラツイン 180cc。CS-1E
(1967)の後継車として1969年発表。最高出力は同値だが発生回転数が500rpm下げられているほか、前後18インチのタイヤが拡幅化されている。デザインはDS6
(1969)のイメージを踏襲したものに見直された。メーターはセパレートタイプ。公称最高速度140km/h。
Trail 175CT2 (1971)
空冷2stピストンリードバルブシングル 171cc。輸出車。125AT1
(1969)の5ポートパワーユニットのボアを10mm拡大しDT250
(1971)イメージの車体に搭載する。DT250同様タンクキャップはヒンジ式。Fフォークはチュリアーニタイプ。F3.00-18、R3.25-18。同1971年国内仕様には同様のデザインのAT125
(1971)が投入されるがこちらは7ポートの新シリンダを採用していた。