SUZUKI - M


50 M12 (1963-1966)/50 M12-2 (196-)/50 M15 (1965)/50 M16 (1966)/MiniCRO75 (1975)/Selpet M30 (1963)/M80 (1965)/


50 M12 (1963-1966)

 空冷2st ピストンバルブ シングル 50cc。プレスバックボーンフレームのビジネスモデルをベースにモデファイしたスポーツ車。セミアップマフラーに浅いFフェンダー、ロングタイプのシートを装備。Rキャリアを標準装備。シリンダサイズは41.0*38.0mmでスペックは4.5ps/8000rpm、0.42kg*m/7000rpm。組み合わせるミッションは4速。前輪懸架はテレスコピック、後輪支持はスイングアーム+2本ショック。ホイールサイズは前後2.25-17。公称最高速度80km/h。ボアを1mm広げて排気量を上げ、二人乗り可としたM16もラインナップされた。


50 M12-2 (196-)

 空冷2st ピストンバルブ シングル 50cc。M12の後継車。M12から大きな変更はないようだ。1967年にKS50へモデルチェンジ。


50 M15 (1965)

 空冷2st ピストンバルブ シングル 50cc。ビジネスモデルをベースにスポーティにモデファイしたモデル。フレーム形式はプレスバックボーン。主な変更点はタンク、サドル型シートのデザイン変更とミッションを3速から4速に増やした点。エンジンスペックは4.2ps/8000rpm、0.43kg*m/5000rpmでベースモデルから変更されていない。前輪懸架はボトムリンクでFフェンダーも深いタイプ。ホイールサイズは前後2.25-17。


50 M16 (1966)

 空冷2st ピストンバルブ シングル。M12のボアを1mm広げて排気量を上げ、二人乗り可としたモデル。


MiniCRO75 (1975) ミニクロ75

  空冷2stロータリーディスクバルブ シングル 72cc。競技専用車のキッズバイクTM75に保安部品を装着して販売されたモデル。ライバルはヤマハGT50ハスラー50系の前傾シリンダCCISシングルエンジンをバックボーンフレームに搭載。クランク前までダウンチューブが伸びる。エンジン下を通るエキパイはステップの後ろでフレームに沿ってアップするデザイン。懸架方式は前輪テレスコピック、後輪に鋼管スイングアーム+2本ショック。前後フェンダーは樹脂製。フロントはアップフェンダー。パワーユニットは47.0*42.0mmのシリンダより6.5ps/8500rpm、0.59kg*m/7000rpmを発生。組み合わせるミッションは4速。始動はキックのみ。F2.50-16、R3.00-14。