YAMAHA - GT


mini GT50 (1972)/mini GT50 (1974)/mini GT50-II (1977)/mini GT50-II (1978)/GT50 mini (1979)/mini GT50 (1980)/mini GT50 (1981)/mini GT80 (1972)/mini GT80 (1974.9)/mini GT80-II (1977)/mini GT80-II (1978)/mini GT80 (1979)/mini GT80 (1980)/mini GT80 (1981)


mini GT50 (1972)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。元祖ミニトレFT50 (1970)、人気を呼んだJT60-II (1971)と続いて、1972年にミニトレは50ccと80ccの2クラスともにGTの名称を与えられた。エンジンは新たにFX50 (1972)系のエンジンをベースとし、ロータリーバルブから7ポートピストンリードバルブへと吸気方式も変更された。ミッションは4速でニュートラルを一番下に設定する。F15、R14インチ。シートにはタックロールが入る。車体は80と基本的に共通でアップマフラーのヒートガードに50の文字が入る。


mini GT50 (1974)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。74年はカラー変更のマイナーチェンジ。75年にはスズキより対抗馬としてミニクロ75が発表されている。


mini GT50-II (1977)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。1977年モデルでは最高出力は変わらないが高回転型に特性を変更され、ミッションは5速になった。この見直しはスズキ マメタンの登場を意識したものといわれ、80では1ps以上出力アップしている。シート、サイレンサなどが見直しを受けている。F2.50-15、R2.75-14、後輪支持は変わらず鋼管スイングアーム+2本ショックだがショックユニットは見直されているようだ。制動は前後ドラム。


mini GT50-II (1978)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。1978年モデルはカラー変更のマイナーチェンジ。タンクに大きくGTのロゴが入った。

発売 - 全長1565mm 全幅710mm 全高930mm 軸間距離1045mm シート高 - 最低地上高 - 重量 63kg 乾燥重量 - 整備重量 - AirCooled2StrokeSingle PistonLeadValve 49cc Bore*Stroke 40*39.7mm Comp.ratio 6.8 MaxP 4.0ps/7000rpm MaxT 0.45kg ・m/6000rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF Telescopic Dumper F - SusR SwingArm Dumper R - Tyre F 2.50-15 Tyre F - Tyre R 2.75-14 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格\109000-(1978)japan

GT50 mini (1979)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。1979年はモデルチェンジを受け車格がアップされた。管長を長くとったエキパイを装備するニューエンジンは4psから5.0ps/8000rpm、0.47kg/7000rpmにパワーアップ。ミッションは5速。このパワーユニットはやはり1979年にモデルチェンジを受けたMR50とベースを同じくするもの。ニューフレームは後輪支持にモノクロスを採用しクッションストロークは95mm、Fサスもアルミボトムケース採用などグレードアップされており、25mmアップの100mmのストローク量。右側サイドカバーを兼ねていたヒートガード形状を変更、右側にもサイドカバーが付くデザインとなった。F2.50-15、R2.75-14。

発売 1979 全長 1675mm 全幅 705mm 全高 940mm 軸間距離 1065mm シート高 - 最低地上高 - 重量 63kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷2サイクル単気筒 ピストンリードバルブ 49cc ボア*ストローク 40*39.7mm 圧縮比 6.9 MaxP 5.0ps/8000rpm MaxT 0.47kg ・m/7000rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR モノクロス Dumper R - Tyre F 2.50-15 Tyre F - Tyre R 2.75-14 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格\117000-(1979)japan

mini GT50 (1980)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。1980年モデルは50/80ともにモノクロスの角型断面材仕様に変更するマイナーチェンジ。レバーをパワーレバーと呼ばれる形状に変更、ブレーキライニングインジケータを追加装備。


mini GT50 (1981)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。1981年はカラー変更のマイナーチェンジ。ミニトレの最終型となった。この1981年モデルを最後にカタログ落ち。ヤマハゼロハンオフの後継としてはDT50 (1982)になる。


mini GT80 (1972)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 72cc。元祖ミニトレFT50 (1970)、人気を呼んだJT60-II (1971)と続いて、1972年にミニトレは50ccと80ccの2クラスともにGTの名称を与えられた。JT60-IIでロータリーディスクバルブ吸気だったエンジンは7ポートピストンリードバルブへと変更。F15、R14インチ。シートにはタックロールが入る。50と基本的に共通でアップマフラーのヒートガードに80の文字が入る。


mini GT80 (1974.9)

 空冷2stピストンリードバルブシングル。74年はカラー変更のマイナーチェンジ。このエンジンはトライアルモデルTY80 (1975)のベースとなった。


mini GT80-II (1977)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 72cc。1977年モデルではエンジン出力を4.9psから6.0ps/7000rpm、0.65kg*m/6500rpmへアップ。ミッションも5速になった。これらのスペックアップはスズキ マメタンの登場によるものといわれる。そのほかシート、サイレンサ、灯火類などが見直しを受けている。F2.50-15、R2.75-14、後輪支持は変わらず鋼管スイングアーム+2本ショックだがショックユニットは見直されているようだ。制動は前後ドラム。


mini GT80-II (1978)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。1978年モデルはカラー変更のマイナーチェンジ。タンクに大きくGTのロゴが入った。輸出仕様はミッションが4段だった。

発売 - 全長1565mm 全幅710mm 全高930mm 軸間距離1045mm シート高 - 最低地上高 - 重量 64kg 乾燥重量 - 整備重量 - 72cc 空冷2サイクル単気筒 ピストンリードバルブ ボア*ストローク 47*42mm 圧縮比 7.1 MaxP 6.0ps/7000rpm MaxT 0.65kg ・m/6500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F 2.50-15 Tyre F - Tyre R 2.75-14 Tyre R タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \114000-(1978) japan

mini GT80 (1979)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 79cc。1979年はモデルチェンジ。ニューフレームは後輪支持にモノクロスを採用し、パワーユニットには排気量を72ccから79ccにアップしたニューエンジンを搭載。これに伴い出力も0.3psアップし、スペックは6.3ps/7000rpm、0.67kg/6500rpm。ミッションは5速。エキパイは管長が長くなり右側サイドカバーを兼ねていたヒートガード形状を変更、右側にもサイドカバーが付くデザインとなった。F2.50-15、R2.75-14。モノクロスだけでなく、前輪側もアルミボトムケース採用などグレードアップされており、クッションストロークはF100mm、R95mm。

発売 - 全長1675mm 全幅705mm 全高940mm 軸間距離1065mm シート高 - 最低地上高 - 重量 65kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷2サイクル単気筒 ピストンリードバルブ 72cc ボア*ストローク 47*42mm 圧縮比 6.9 MaxP 6.3ps/7000rpm MaxT 0.67kg ・m/6500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR モノクロス Dumper R - Tyre F 2.50-15 Tyre F - Tyre R 2.75-14 Tyre R タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \125000-(1979) japan

mini GT80 (1980)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 79cc。1980年モデルは50/80ともにモノクロスの角型断面材仕様に変更するマイナーチェンジ。レバーをパワーレバーと呼ばれる形状に変更、ブレーキライニングインジケータを追加装備。


mini GT80 (1981)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 79cc。1981年はカラー変更のマイナーチェンジ。ミニトレの最終型となった。