YAMAHA - G


80G-5 (1968)/GL750-4 (1971)/GR50 (1976)/mini GR50 (1978)/mini GR50 (1979)/mini GR80 (1977)/mini GR80 (1978)/mini GR80 (1979)/GTS1000 (1993)/GTS1000A (1993)


80G-5 (1968)

 空冷2stロータリーディスクバルブシングル 73cc。この時期ヤマハはビジネスモデルとして様々な排気量を用意している。90cc/H-3、80cc/G-5、60cc/J-5、50cc/F-5がそのラインナップ。7字型のサイドビューを持つプレスバックボーンフレーム、7ボーンフレームにシングルエンジンの基本構成は共通。G-5はYK80の後継という位置付け。シングルシートにRキャリアを標準装備。公称最高速度は90km/h。


Sport GL750-4 (1971) *prototype*

 水冷2stピストンリードバルブ インライン4 743cc。TZ750と同じエンジンレイアウトをとった試作車。鋼管ダブルクレードルフレームにF3.50-19、R4.00-18のスポークホイール、F油圧式ダブルディスク、Rドラムブレーキの組み合わせ。この足回り、保安部品などには1972年発表のTX750のものが流用されたといわれる。左右2本ずつ振り分けた排気管を左右でそれぞれ1本のサイレンサにまとめる構成。


GR50 (1976)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。GT50の車体をベースにミニカフェレーサー風に仕上げたモデル。シートストッパ風に後端の跳ね上がったシングルシート、ゼッケンプレート風のテールカウル、コンチハンを装備。エンジンはRD50ベース。ブラックアウトしたマフラーを低い位置に抱える。4.5ps/8000rpm、0.43kg*m/7000rpmのエンジンと組み合わせるミッションは5速。F2.50-15、R2.75-14のスポークホイールにドラムブレーキ。テレスコピックフォークと後輪支持はスイングアーム+2本ショック。


mini GR50 (1978)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。

発売 - 全長1585mm 全幅590mm 全高850mm 軸間距離1165mm シート高 - 最低地上高 - 重量 64.5kg 乾燥重量 - 整備重量 - 49cc 空冷2サイクル単気筒 ピストンリードバルブ ボア*ストローク 40*39.7mm 圧縮比 6.9 MaxP 4.5ps/8000rpm MaxT 0.43kg ・m/7000rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F 2.50-15 Tyre F - Tyre R 2.75-14 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格\109000-(1978)japan

mini GR50 (1979)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 49cc。最終型1979年モデルはカラーリングの変更のみ。ベースとなったGT50は同1979年モデルチェンジを受けているがGRのエンジンはそのまま。


mini GR80 (1977)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 72cc。GT50の車体をベースにミニカフェレーサー風に仕上げたモデル。コンチハンを装備。ブラックアウトしたマフラーを低い位置に抱える。兄弟車GR50の4.5ps/8000rpm、0.43kg*m/7000rpmに対してGT80ベースの5.9ps/7000rpm、0.61kg*m/6500rpmのエンジンと組み合わせるミッションは5速。F2.50-15、R2.75-14のスポークホイールにドラムブレーキなど車体は50と共通だが、80は二人乗り仕様のためテールカウルのないシート、タンデムステップの装着などが異なる。テレスコピックフォークと後輪支持はスイングアーム+2本ショック。1977年モデルはカラー変更のみのマイナーチェンジで黄色と銀色がラインナップされた。


mini GR80 (1978)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 72cc。GR50の兄弟車。ダブルシート以外は共通。オプションでタコメータが用意される。

発売 - 全長1585mm 全幅590mm 全高850mm 軸間距離1045mm シート高 - 最低地上高 - 重量 65.5kg 乾燥重量 - 整備重量 - 72cc 空冷2サイクル単気筒 ピストンリードバルブ ボア*ストローク 47*42mm 圧縮比 6.8 MaxP 5.9ps/7000rpm MaxT 0.61kg ・m/6500rpm 始動方式 キック 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - 前進5段リターン 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム - キャスター - トレール - Brake F ドラム Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F 2.50-15 Tyre F - Tyre R 2.75-14 Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \114000-(1978,1979) japan

mini GR80 (1979)

 空冷2stピストンリードバルブシングル 72cc。1979年はカラーチェンジ。ブラックゴールド、ニューシルバーダストの2色が用意された。


GTS1000 (1993)

 水冷4stDOHC5バルブ インライン4 1002cc。輸出車。FZR1000ベースのパワーユニットをオメガフレームに搭載、前輪操舵機構に操舵と緩衝を分離するオリジナルシステムを採用する。エンジンはEFIを採用し、4into1の排気系には3元触媒を組み込む。エンジンスペックは100.6ps/9000rpm、10.8kg*m/6500rpmで、ミッションは5速。ツアラーモデルとして設定されておりフルカバードの車体には大型カウルが採用される。ピリオンシート後方には左右分割のタンデムグリップを装備。F130/60-17、R170/60-17。


GTS1000A (1993)

 水冷4stDOHC5バルブ インライン4 1002cc。輸出車。GTS1000に当初からラインナップされたABS装着モデル。